MT4では、何らかのトラブルにより注文できない場合があります。
MT4で注文ができないトラブル例とその要因は以下の5つが考えられます。
| トラブル例 | 主な理由 | |
| ① | 注文ボタンが押せない |
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| ② | 証拠金不足 |
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③ |
アップデート待機中 |
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| ④ | 圏内の注文 |
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| ⑤ | 無効なS/LまたはT/P |
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ここでは、MT4で注文できないトラブル例と要因について解説していきます。
注文ボタンが押せない
MT4の新規注文画面にて、注文ボタンが押せないことがあります。

注文ボタンが押せない場合に考えられる要因は以下の通りです。
- 市場が閉まっている
- 通貨ペアが無効
- 最低注文ロット数が間違っている
基本的に、土日は市場が閉まっているため注文ができません。
また、業者によって取引可能な通貨ペアが異なります。取り扱っていない銘柄のチャートでは注文ができません。
最後に、業者によっては最低注文ロット数を設けているところがあります。最低ロット数に達しない場合注文できません。
証拠金不足
MT4の新規注文画面にて「証拠金不足です。」と表示されることがあります。

証拠金不足と表示される場合は、文字通り、証拠金が足りていない状態なので入金することで注文が可能になります。
アップデート待機中
MT4のチャート画面にて「アップデート待機中」と表示されている場合も注文ができません。

アップデート待機中と表示される場合は以下の要因が考えられます。
- インターネット接続の不良
- ログイン情報の入力ミス
- チャートの通貨ペアが無効
- 市場が閉まっている
- MT4の不具合・クラッシュ
▶MT4で「アップデート待機中」と表示される場合の対処法はこちら
圏内の注文
MT4の新規注文画面にて「現在価格から〇〇ポイント圏内の注文は発注できません」と表示される場合があります。

このような表記がされる場合はストップレベルに引っかかっており、指値注文や逆指値注文の際は現在価格から一定の幅を持たせなければなりません。
例えば、ドル円の現在レートが140.35円でストップレベルが7pipsの場合140.42円以上、140.28円以下の価格を指定して注文する必要があります。
上記の画像のように、実際のチャートでは「○○ポイント圏内」と表記されています。基本的に10ポイント1pipsになるため、1pips以上離れた価格でないと注文できません。
無効なS/LまたはT/P
MT4の新規注文画面にて「無効なS/LまたはT/P」と表示されることがあります。

このような表記がされる場合も、ストップレベルに引っかかっている可能性が高いです。
決済価格を変更して注文するようにしましょう。

BigBossコラム編集部