ドイツ選挙結果
週末に行なわれたドイツ総選挙で
CDU/CSUが第1党となり、
右派政党のAfDが第2党、そして
SPDは第3党に沈没した。
CDU/CSU党首であるフリードリッヒ・
メンツが次期首相になることは確定的。
そしてCDU/CSUとSPDで52%の議席を
確保しているので二大政党による
大連立実現がほぼ確定的。
この結果はマーケットには好感されており
ドイツ株は1%程上昇、ユーロドルも
アジア時間には上昇していた。
しかし、今後トランプ政権による新たな
関税賦課が予想され、欧州時間には
ユーロは売り戻された。
ドル円は先週金曜日のNY市場では
148円台に突入し、本日も早朝148.85円
まで下げている。現在はショートカバーに
149.80円前後まで買い戻しが進む。
このリバウンドは先週金曜日の調整であり
ドル円はいずれ戻り売りに頭を抑えられる
のではないだろうか。ドイツの選挙は
終わったので、再び注目はウクライナ関連
そしてトランプ政権が打ち出す関税等の
政策となるだろう。
