三村財務官発言にも関わらず円安
為替市場では円安が進んでいる。
三村財務官からの円安牽制発言を
懸念し、18時頃にドル円は150円、
ユーロ円は156円を瞬間割り込んだが、
その後は、ただただ円が売られている。
この極端にも見える円売りの材料は
特に見当たらないが、マーケットは
ドル円ショート、ユーロ円ショートに
傾いており、ポジションニングの関係から
これ以上、この局面では
円高方向には行けないのだろう。
このところ欧州株が急激に上昇しているが
本日もDAXが3%近い上昇となっている。
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の
決裂で、ウクライナ戦争は混迷化するとの
懸念が先立ったが、結局、ウクライナが
取れる手段には限りがあり、
米国の意向を飲まざるを得ないだろう。
ウクライナ戦争終結が近いとマーケットは
判断しているということになる。
