中国が米国からの全ての輸入品に対し 34%の報復関税を課すと発表し、 リスクオフからドル円は144.56円前後まで 下落した。しかし、相場の展開も早く、 雇用統計発表前に145.30円前後に すでに反発している。
米関税のインパクトは大きく、日本の 利上げ路線は既に頓挫したと思われ、 JGBは1.2%割れとなっている。 米国の方は年内5回の 利下げを織り込み始めた。
本日の米雇用統計が 良くても悪くても、経済はいずれ 悪化するとの認識が広がっており、 悪い数字ならそのままドル円は落ちるし、 良い数字でリバウンドしても、 そこは売り場となるだろう。