関税90日猶予でラリーも、ドル円あっさり反落
先ほど、米CPIが発表されたが、
対前月比でマイナス(-0.1%)、
コアCPIの対前年比が2%台に
低下するなど、予想を下回る数字だった。
CPI
対前月比 -0.1%(予想+0.1%)
対前年比 +2.4%(予想+2.6%)
コアCPI
対前月比 +0.1%(予想+0.3%)
対前年比 +2.8%(予想+3.0%)
昨日、相互関税を90日間猶予するとの
報道に144円台から一気に148円超へと
猛烈な買い戻しが進み、ドルも株も
「底入れか?」という雰囲気だったが、
24時間が経過し、ドル円はあっさり
反落し、米国株も軟調だ。
一律関税10%は残っているし、中国に
対する125%もの関税もそのままだ。
対中国の関税が125%では、
世界経済は後退するだろう。
結局、大きな変化はない。
米金融市場が発する警告に耳を傾けたい。
