米小売に注目
エヌビディアやASMLが悪い決算を
出したため、ドル円は142円ちょうど
近辺まで下落したが、中国が米国との
対話に応じる可能性を示唆したことで
相場は反転し、ドル円は143円近辺まで
急騰となった。
しかし、中国が対話に応じたとしても
簡単に妥協に応じるとは思えず、安易に
リスクオン相場に戻ることは難しいだろう。
そして、本日から18日にかけて
日米関税交渉が始まる。その中で何が
話し合われるのか、その議題の中には
為替も含まれている。そうした状況では
簡単に円安相場には戻らないだろう。
本日は米小売に注目したい。米経済が
関税を先取りして動いているのか、
そして実際に景気後退の可能性は
どの程度あるのか、その数字が
ヒントをくれるだろう。
