混乱収束に動いたトランプ大統領
早朝、トランプ大統領は
・パウエル議長を解任する意向はないこと
・中国に対する関税を大幅に引き下げる
つもりであること
以上、2点を表明した。
パウエル議長解任の可能性にドル売りに
転じていた市場は買い戻しを迫られ、一時
143.20円前後まで急騰した。
そのレベルはさすがに短期的に買われすぎ
だったが、対中関係改善に動くという
意味では市場にはポジティブ。
それでも、加藤・ベッセント会談が
控えているのでドル円を大きく買い上げる
わけにはいかず、戻り売りにドル円は
押されたが、米中関係が大きく改善する
可能性が残っており、その場合はドル高に
切り返すかも知れない。
発言に左右されるマーケットだが、
細かく対応することで柔軟に
立ち回れる場面もありそうだ。
しっかり、気を引き締めて臨みたい。
