高い東京CPIと米政権「プランB」検討で円高
本日発表された東京CPIは3.6％と
市場予想3.5％、前月3.4％を上回った。
コメの値段が高騰していることが
反映された。消費者物価指数がなかなか
下がらないことから、日銀による利上げが
また再燃している。また、WSJ
（ウォールストリートジャーナル）が
米政権は通商法122条を適用し150日間
15％の関税を課すのではないかと報じた。
こうしたことから、午前中に円高が進み
143.43円前後まで円高が進んだ。
しかし、週末を控えていることもあり、
ロンドン入口では144.20円前後まで
戻している。
本日は米PCEコア・デフレーターの発表が
あるが、来週は月の第1週であり、
米経済指標発表が続く。米景気後退、
スタグフレーション懸念が現実のものと
なるかどうかが不安視されており、
景気後退を示す経済指標があると
大きく反応しそうだ。
