米CPI待ち
本日発表となる米CPIの結果待ち。
今回は、数字だけでは反応できず、
どういった項目がどのように
上昇したのか、それが関税の影響を
受けたものなのかどうかという、
非常に混み入った判断が必要になる。
ヘッドラインに対する反応に
付いていくのが得策にも見えない。
米中が貿易交渉で合意したが、
その内容がよくわからないことも
トレードを難しくしている。おそらく、
ある程度の和解となっているので、
リスクオンという反応で良いのだろうが、
いつまで続くのかわからない。
レアアースを使って米国側からの
さらなる関税引き上げを
制限することになりそうだ。
ベッセント財務長官が次期FRB議長という
話も出てきた。本人は受けたいと
思うだろうか?体よく政権内部から
ベッセント氏を追い出したい勢力による
路線づくりにも見える。
ラトニック商務長官は、
そうなったらハッピーだろう。
目先はユーロ円等でリスクオンが
続きそうだが、いずれやってくる
リスクオフマーケットへの準備は
忘れてはならないだろう。
