材料の多い週
今週は、相場材料満載の週だ。
G7に前後して日米首脳会談が開かれる
可能性が高い。USスティール買収が
実現し、良好な日米関係が確認される
だろうが、貿易面において、どの程度
米国側の妥協が引き出されるかは
わからない。
日銀政策決定会合で国債買い入れ
減額を圧縮することが決まりそうだ。
そして、20日のヒアリングで超長期債の
発行額が減額されるだろう。
そうしたことで、日本の超長期金利も
低下に向かう可能性がある。
それは円安材料か。
日鉄のUSスティール買収で、1兆円を
超える金額がドル買い円売りとなる
可能性もある。
材料を並べると、ドル買い円売り材料が
多い。しかし、上値はどうも重い。
戻り売り姿勢だろうか。
イランとイスラエルの戦争は、
イスラエルペースになっている。
サウジ等の増産が原油価格を
押し下げている。マーケットはすでに
イスラエル勝利を織り込み始めて
いるようだ。
