与党敗北観測に円売りが進む
この週末の世論調査では、来る参議院選挙
において連立与党の苦戦、拡張的財政政策
を標榜する保守系の新興勢力の伸長が
見込まれ、超長期セクターにおける金利が
上昇した。財政悪化懸念からの円売りが
始まった可能性がある。
マーケットとしても、トランプ関税や
米金融政策への関心が最も高かったが、
少しテーマに飽きも感じられ、
日本のファンダメンタルズに注目が
今後高まるかもしれない。
一方、ベッセント財務長官は
「ユーロが上昇する」と発言した。
米インフレ沈静化から遅かれ早かれ
米政策金利は低下に向かうと長官は
考えているので、それがユーロ高ドル安が
進むとする動機なのだろう。


