昨日の米CPIは、コアCPIが予想を 下回ったが、ヘッドラインCPIは 予想を上回った。衣料品や家具等、 輸入物品価格が上昇し関税の インパクトが徐々に反映され始めて いるように見える。
しかしながら、本日の米6月PPIは 対前月比が0.0%、対前年比が2.6%と、 予想0.2%、2.7%をそれぞれ下回った。 コアの数字も対前月比0.0%、対前年比 2.6%と、予想0.2%、2.7%を下回った。 この結果を受けて米金利は少し 軟化している。
これまで、今週末の参議院選挙に向けて 円売りを仕掛けてきたマーケットだが、 イベント前のポジション調整が出やすい タイミングかもしれない。