昨日の米EU貿易合意後のドル高が 止まらない。当初は単なる ポジション調整と思われたが、関税分の 価格転嫁が難しく、結局欧州企業が 収益減を被ることや、巨額資金投資が 米国で行われることで、米景気が サポートされそうなことを考慮すると、 ドルへの回帰が多少あっても 不思議ではないのかもしれない。
トランプ政権下では、 スティーブン・ミラン氏レポート等で 噂された「プラザ合意2.0」への 懸念も薄れ、関税によるドル回帰が 目先実現するのかもしれない。
ドルの反発に注意したい。