FOMC、そして日銀
本日のFOMC、
明日の日銀政策決定会合が焦点。
しかし、その前に米GDPの
速報値発表がある。
市場予想は+2.4%だが、
アトランタ連銀GDPNowは
2.9%となっている。1-3月期のGDPが
関税前の駆け込み需要で貿易赤字が
膨らみ、GDPはマイナスになったが、
その反動からプラスの数字も
膨れる可能性がある。
市場予想以上のGDPである場合、
ドル高になる可能性は高いだろう。
FOMCではウォラー理事が反対に回るも、
政策変更はないだろう。会見で、
パウエル議長が予想外にハト派的な
リップサービスを行う可能性もあるが、
関税の影響から物価がこれから
上昇する可能性があり、
タカ派パウエルを貫くと見たい。
日銀は政策変更なしだが、
展望レポートでは今年の物価見通しを
引き上げる模様。高いインフレに
国民の不満も高まっており、
先日の新浪経済同友会代表幹事も
利上げを要求した。植田総裁の会見は、
ややタカ派的になると見たい。
