英中銀、タカ派的利下げでポンド上昇
英中銀は市場予想通り0.25%利下げし、
政策金利は4.00%となった。しかし、
この決定は5対4と非常に際どい決定だった
ことから、ポンドは上昇した。
このところ、堅調なユーロを背景に
ユーロポンドが上昇基調だった事もあり、
ユーロポンドの下げがキツイ。
影響でユーロドルは1.1675前後から
1.1640前後へと軟化した。
しかし、ユーロドルは明確に上昇トレンド
に回帰しつつある。トランプ大統領と
プーチン大統領が近く会談することも
好材料だ。ロシアとウクライナが近く
停戦する可能性が高いということであり、
それはユーロには好材料だろう。
また、米国に高関税を課された
スイスフランも下落しているが、
戦争終結はスイス売りとなる。
短期的にポンドロング・スイスショート
ポジションも有望かもしれない。
ドル円は146円台の買いがしっかり、
一方、148円に乗せることもない。
戻り売り、押し目買いの拮抗状態が
続いているが、もし抜けるとするならば
下方向とみたい。
米経済今は好調だが、関税の影響から、
夏以降成長失速の可能性は高い。
今は米国が最も良い状態だろうが、
秋になる頃にはドル売りが加速するような
経済状況になると見たい。
