タカ派的アレンジだったFOMC議事要旨

ジャクソンホールまで基本的に様子見。
あまり動きそうもない。株価の調整が
本日も続き、日経平均は278円安と
なったが、リスクオフの円買いという
動きにもならなかった。夏枯れ相場。

FOMC議事要旨が想像以上に
タカ派的だったことに驚かされた参加者は
多い。昨日は議事要旨発表後、
ドル円は147.00円前後から
147.45円前後へと上昇、本日は
下を攻めきれず、147.64前後まで
ショートカバーが続いている。

「過半数のメンバーがインフレリスクが
雇用リスクを上回る」と発言したことは
重要。また、何人かのメンバーは
高騰している資産価格への懸念も
表明していた。

そうであるなら、想像以上にタカ派的な
ジャクソンホールとなるリスクはある。
事前にどちらかに決めつけてポジションを
持って臨むのは危険と思われる。