米政府閉鎖に円上昇
米政府閉鎖が現実的となり、海外勢を
中心にドル円の売りが持ち込まれ、
147.83円前後まで軟化している。
しかし、過去の米政府閉鎖局面では、
確かにドル円は少し売られたが、
それだけが理由ではなく、
いずれ数日後には民主党と共和党が
合意して政府機関は元に戻るはずなので、
少しやり過ぎ感もある。
月末、四半期末、半期末であり、
本日24時のロンドン仲値では、ある程度の
ドル売りが持ち込まれるとの観測も
見られる。また、日銀の利上げ観測も
ドル円の頭を抑えそうだ。
ただ、本質的には発表される米経済指標、
そして今後の米金融政策の方向性が
重要であり、あまりテクニカルな
米政府機関閉鎖という事象に
とらわれないほうがよいだろう。
