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英雇用悪化で、ポンド下落

先週金曜日の海外市場で、トランプ氏が
対中100%関税を表明したことで
急激なリスクオフとなったが、昨日は
「中国のことは心配いらない。
全てうまくいく」と投稿したことで、
半導体関連を中心に米国株は急激に戻し、
懸念された本日の日本株式市場では、
海外市場の下げのほとんどを取り消した
ようなスタートとなった。

しかし、12時過ぎぐらいから日経は
崩れ始め、連れてドル円も152.40円前後
から151.65円へと円高の動きとなったが、
152円前後に戻している。

米国政府閉鎖が続いている為、経済指標面
から米経済を判断することができず、
投機筋のドルショートポジションが
巻き戻しを余儀なくされている。
特に顕著なのがユーロドル。ECBは
利下げサイクルがほぼ終わっている一方、
米国はこれから利下げを始めるので、
金利面からはドル下落と考える
プレーヤーが多い。

ドル円に関しては、公明党離脱で
新しい政権の形がどのようになるのか
全く不透明であり、来週20日もしくは
21日辺りに行われると言われている
首班氏名で誰が首相になり、どのような
連立の形になるのか、それを見るまでは
ドル円は容易にトレードし難くなった。

そして15時に発表された英雇用統計は
非常に悪く、英国の雇用が崩れつつある
ことが確認された。ポンドドルで1.32を
明確に割り込んでくると、さらなる下落が
ありそうだ。

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