片山財務相発言にも関わらず、ドル円は154円台へ

日銀は政策変更なし。
会見での植田総裁も従来と変わらず
ハト派姿勢に終始し、円安が進んだ。
先日のベッセント米財務長官発言から、
日銀利上げからの円安修正が意識されていたが、
植田総裁の態度に何の変化もなかった。

日銀の結果を受けて円安が進んだが、
高値は154.40円前後まで。
そこから、片山財務相発言もあって
ドル円は153.65円前後まで調整が進んだが、
欧州市場では簡単に反発している。

3連休前なので、ポジション調整も入りやすいが、
日本の金利上昇が極めて緩慢なことも、
米国は経済が好調なためインフレ懸念から
金利を下げられないこともあり、
ドル円の下落余地が狭まっている。

インフレ経済が続きそうだ。
ドル円は押し目買いで行きたい。