マーケットが一転、変調に
本日の為替市場、株式市場では、午前10時25分前後に日経平均は高値を付け、ドル円も154.48円と高値を更新した。しかし、154.50円の壁が重く、大手ファンドからと見られる売りに日経もドル円も値を崩している。
このところ、金や仮想通貨で大規模な利食い売りが見られるが、同じことが他のマーケットで起こり始めたのだろう。
決算が市場予想を上回る好調さで、買いを集めたアドバンテストだが、一通り買いを吸収したのだろう、本日は反落した。ソフトバンクは多額の外債発行等を行い、一連のAI投資のための資金集めにやっきになっているが、資金力のなさが露呈してきている。
危ういAI相場が変調になるとき、大規模な利食い売りに相場は崩れる可能性がある。今年後半はクロス円の上昇相場だった。よって、スイス円、ユーロ円、ポンド円といったクロス円が大きく崩れる可能性に注意したい。


