利下げ打ち止めを示し、 「タカ派的利下げ」になると見られた昨日のFOMCだが、 パウエル議長は10月会合後とは違い、 明確に立場を示さなかった。 マーケットは迷った末に「ハト派的」と認識し、 ドルは売られて終わった。
本日の東京市場ではドル売りの流れを受けて、 ドル円は155.50円前後まで軟化したが、 その辺りは買いが厚そうに見えた。
来週、日銀政策決定会合を控えており、 利上げしても円安トレンドは変わらないという意見が多い。 しかし、タカ派的になると思われたFOMCが 意外にハトだったことでドルが売られたように、 何か波乱の可能性もある。 決め打ちせず、臨みたい。