円の独歩安
クロスで円が安い。
米国とイランの和平協議が週末にイスラマバードで開かれるが、
両者の主張には大きな開きがあり、
協議がまとまるかどうかは微妙だ。
相当米国側が妥協しない限り、物別れに終わり、
戦闘が再開するリスクを孕むし、
たとえ協議がまとまったとしても
ホルムズ海峡が自由に航行できるようになるとは限らない。
すなわち、戦闘が終結したとしても
原油価格が高い水準で取りに来される状態が続くことから、
インフレ懸念が世界を覆う。
そうした中、日本は成長が鈍化していくので、
なかなか利上げできないだろう。
一方、欧州は労働者の給与がかなりの程度インフレ率と連動するので、
ECBにはインフレを抑えたい思惑が働く。
こうした中央銀行の態度の違いは、対ユーロでの円安を進めそうだ。


