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介入!?と思わせる動きに円は瞬間急騰

本日12時45分頃、ドル円が瞬間的に157.20円前後から155.70円前後へと急騰、「介入か!?」と思わせる動きがありました。同様の動きは、5月1日(金)にもあり、ロンドン市場が入る直前15時45分頃、同じように157.10円前後から155.50円少し割れるところまで円は急騰しました。

しかし、先週金曜日も円の急騰は一瞬で、その後は157円台に戻しましたが、今回も157円台に戻しています。

介入なのかどうなのか? 本当のところはわかりません。介入である可能性も十分高いと思われるが、単に大きな投機筋が介入を装って、大きくドル円を売っただけなのかも知れません。元の水準に戻るということは、ネットで大きなドル売りが出ていないということでもあり、単なる投機である可能性も高そうです。

三村財務官は先日「大型連休はまだ序盤」と含みのある発言をされました。2024年の介入時は、4月29日、5月1日と合計で10兆円近い介入額となりました。7月11,12日にも合計5.5兆円介入しているので、合計15兆円ほど介入しました。その金額を考えると、現在のところ4月30日の推定5.4兆円相当だけなので、まだまだ介入する可能性はあると言えます。

今回の介入は、相場の方向転換を狙うというよりは、160円が日本政府にとっての許容限度というものを示したということでしょう。一定水準を防衛する戦略は、結果的に敗北する可能性が高いし、変動相場制を否定する姿勢は国際的に批判される。とは言え、今回は米国との合意の上での介入と明示されているので、あまり気にすることではないのだろう。

160円防衛の姿勢を示した、そこが重要ポイントだが、マーケットを納得させることができるのか? そこは疑問視される。過去の介入と違い、ドル円が大きく崩れることはなく、高値圏でのレンジ相場になるのではないだろうか。当面、155-160円レンジを想定したい。

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