低下する米利上げ確率
米雇用統計からスタートし、先週はCPI、PPI、
米小売売上高、ミシガン消費者態度指数と、
市場予想を下回る結果が続いた。そのため、
米利上げ予想も低下し、
現在では年末まで1回利上げ、
その後は据え置きとなっている。
今週は、19日水曜日にFOMC議事要旨が発表される。
ウォーシュFRB議長の市場とのコミュニケーションに問題が生じたとされた会合で、
果たして本当に何が話し合われたのか、確認することになる。
予想以上にハト派的な内容であったら、ドル安に作用するだろう。
先月29日以来、ドルは下落を開始している。
就任当初タカ派と思われたウォーシュFRB議長だが、
何を考えているのかさっぱりわからず、市場は疑心暗鬼となり、
短期金利には低下圧力、
一方、インフレへの対応が厳しくないと考えられ、
リスクプレミアムが上昇し、長期金利には上昇圧力がかかっている。
今月末のジャクソンホールにおいて、
コミュニケーションの改善が取られると思われるが、
劇的なタカ派転換がなければ、ドル売りが継続しそうだ。
しかしそうした中でも、円安は続く。
ドル円では159.60円の半値戻しレベルが強いレジスタンスとなっているが、
クロス円が堅調展開となりそうだ。