ユーロが安値更新
本日のアジア時間にユーロドルは1.1161まで下落した。
フランス国債市場の混乱、
週末のフランスにおける大規模デモが直撃した格好だ。
しかし、本日ドイツーフランス10年金利スプレッドは1.5%を割り込み、
現状1.33%まで縮小してきた。いったん落ち着いたかのように見える。
ユーロ円は177.70円前後でスタートし、
ユーロドルの売りに引っ張られて一時176.22円まで下落したが、
欧州に入り買い戻しが進み177.40円前後まで戻している。
GPIFが9月の会合においてポートフォリオの見直しを検討しなかったという報道も買い戻しにつながった。
フランス債の状況を見て、ユーロスイスや他のユーロクロスが動いている。
もう一つの相場要因は、米国債。5.31%まで回復してきた。
先週の雇用統計が弱い結果だったことを受けて、
一時5.16%まで金利が低下し、
引けにかけて5.30%近辺まで上昇したが、ここに来て最高金利を更新してきた。
米国債市場は下落トレンドに入っているのだろう(金利は上昇トレンド)。
少々金利が低下したところは、戻り売り(金利上昇を狙うポジション)がすかさず入る。
米長期金利はまだまだ上昇しそうだ。
米金利の上昇に、ユーロドルは下げ、ドル円は上昇するのだろうが、
ドル円はどこかで介入が入るかも知れず、片山氏からの口先介入もありそう。
よって、欧州の状況が更に悪化しなくても、
結果的にユーロ円が下がる相場と見たい。