ハト派的だったRBA声明文

本日、RBA（豪中銀）が予想通り
0.25％利上げし3.6％とした。
しかし「金融引き締め策を、
数ヶ月継続する」としていたのが、
単に「継続する」となり、
「月次CPIは、豪インフレが
ピークに達したことを示唆」
「今後2、3年の豪成長率は
トレンドを下回ると予想」等、
極めてハト派的な内容が並んだ。

これを受けて、豪ドルドルは
0.6740前後から0.6680へと下落、
これが豪ドル円の損切り売りを発動し、
豪ドル円は91.70円前後から
90.63円安値と1円程下落、
ドル円も136.10円前後から
135.55円前後へと軟化した。

本日は、パウエル議長議会証言が
予定されており、
マーケットは少しタカ派的な内容を
織り込んでいる模様。
しかし、ハト派的なロジックを
繰り返せば、ドルの下落リスクは
相応にあるだろう。
パウエル議会証言で
深押ししたところを買いたい。