ハト派的だった新日銀総裁会見
YCC変更への
伏線が張られるのではないか。。。
との期待があまりにも
高まっていたためか、
植田新日銀総裁会見後のドル円は
ショートカバーから1円ほど
上昇となった。英国や欧州が
イースターによる休場のため
市場が薄いということも
作用しているのだろう。
しかし、
政策の継続性が重要とは言え、
本日の植田新日銀総裁は、
かつての著書や投稿記事に見られた
YCC等への批判は全く見せず、
今後も従来どおりの
日銀政策を続けると明言した。
よって、近い将来日本の金融政策が
変わることはなさそうだ。
ただし、欧米における金融不安から、
円への回帰は今しばらく
見られる可能性はあるので、
ドル円の上値も限定的だろうが、
黒田政策がそのまま
続きそうな会見を見ると、
やはり円の上値は
どこかに限界がありそう。