日米財務相会合は無風に終わる
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日米財務相会合は無風に終わる
注目の日米財務相会合だったが、
為替目標に関しては議論せず、結果だけ
見れば特に何か意味のあるミーティング
だったのか疑問が残る内容だった。
基軸通貨としてのドルに対する疑念が
ドル安、そして米金融市場の動揺に
つながっていた。その意味において、
このタイミングで大きなドル安を
もたらす政策決定はほぼ不可能であった。
次は、再び関税交渉に視点が移るが、
最も重要なのは米中間の関税交渉だ。
このままの状態では世界経済に大きな
ダメージがもたらされるが、米国側から
一方的に仕掛けた戦いなので、中国側は
妥協できない。
本日も、中国が一部米国製品に対する
関税を免除検討とのニュースが流れたが、
フェイクニュースだった。中国が折れない
ことで、再度リスクオフ的な状況に
戻される展開とみたい。
