加藤ーベッセント会談に向けて
米国がAAA格付けを失い、それを受けて
ドル売りが進んだが、結果的には
買い戻しも伴い、それほど大きな影響は、
今のところ市場には残っていない。
しかし、米国の覇権が徐々に劣化していく
のが肌で感じられるようになってきた。
ロシアとウクライナの停戦に向けた協議も
ロシアに舐められ、停戦の可能性は
絶望的に見える。
よって、「マールアラーゴ合意」からの
ドル安というより、関税政策の失敗から
米経済スタグフレーション入りを
先取りするように、ドル安が進む展開が
見えてきたかもしれない。
加藤ーベッセント会談で為替も
協議することにもなった。


