日銀政策決定会合、田村・高田委員が反対票
本日、日銀政策決定会合が行われ、
政策金利を0.5%で据え置いたが、
田村委員、高田委員が0.25%利上げを
主張するという「サプライズ」があった。
また、日銀が保有するETF・REITを
売却することも決定した。
こうしたことで、ドル円は一時147.20円
前後まで下落した。
しかし、田村・高田両委員が利上げを
主張したとしても、日銀が近いうちに
(最短10月)利上げするかどうかは、
依然不透明だ。植田総裁は関税の影響は
乗り越えられるとしつつも、不透明な
状況は続くとした。またETFを売却するが
年間6000億円強程度であり、保有する
ETF全額が70兆円を超えていることを
考えると、100年以上かかる計算となる。
つまり、影響はほとんどない。
円安の流れを止める程のインパクトは
ないが、しばらく円が急落するような
事態は避けられるのではないだろうか。
レンジ取引がまだまだ続きそうだ。
