利上げ後ずれ観測に円安進むが、147円台は維持できず
米国による25%関税の影響、
そして来る参議院選挙では与党が
過半数割れするのではとの見方から、
日銀は利上げを後ずれせざるを得ない
との観測が強まり、ドル円は147円台に
乗せた。しかし147円台を維持することは
難しく反落したが、このところは
米金利の動きに沿ってドル円も動いている。
本日は重要な米経済指標はないが、
FOMC議事要旨が注目されそう。
パウエル議長を支持する様子見派と、
ウォラー理事のように利下げを主張する
緩和派の2派に分かれている。
どちらの意見が今後主流となるか、
議事要旨で確認したいところだ。
NZ準備銀行は本日の政策決定会合に
おいて政策維持を決めたが、緩和も
検討した模様で、現状は発表時よりも
安い水準で取引されている。


