MT5の使い方

MT5の取引履歴を確認する方法

2025年9月29日

MT5のツールボックス内にある「口座履歴」タブでは、取引履歴の詳細を確認することができます。

FXで取引する際、取引履歴を定期的に確認することで、不正利用や誤作動の早期発見、資金管理の徹底や取引の振り返りになどに役立ちます。

編集部 伊藤
FXで取引する際は、こまめに口座履歴を確認するようにしましょう

ここでは、MT5で取引履歴を確認する方法を紹介します。

まずは、口座履歴を確認するツールボックスを表示させます。

ツールボックスは、MT5の上部メニュー「表示」から「ツールボックス」を選択することで表示できます。

取引履歴は、ツールボックスの下タグ「口座履歴」から確認できます。

口座履歴のタブを開き、ツールボックス内の余白を右クリックするとメニューバーが表示されます。ここから、表示する取引履歴の種類を選択することができます。

「口座履歴」タブでは、「ポジション一覧」「約定」「注文一覧」「注文と約定」の4つの種類の取引履歴を確認できます。

それぞれの項目で何が確認できるのか詳しく見ていきましょう。

ポジション一覧

ポジション一覧では、決済が既に行われたポジションのみ確認できます。

保有中のポジションに関しては表示されません。

表示項目は左から以下の通りです。

「時間」:エントリーした時間

「銘柄」:銘柄

「チケット」:チケット番号

「タイプ」:balance(入出金)、buy(買い)、sell(売り)

「数量」:取引数量

「価格」:エントリーの価格

「決済逆指値」:逆指値注文(損切り注文)を発注していた場合はその価格を表示

「決済指値」:指値注文(利益確定注文)を発注していた場合はその価格を表示

「時間」:決済の時間

「価格」:決済の価格

「損益」:損益の金額

「変更」:価格が有利な方向に何%動いたかを表示

約定

約定では、保有中のポジションも含む、過去に約定した取引全てを確認できます。

表示される項目は左から以下の通りです。

「時間」:約定した時間

「銘柄」:銘柄

「約定」:約定番号

「注文」:チケット番号

「タイプ」:balance(入出金)、buy(買い)、sell(売り)

「新規・決済」:in(エントリー)、out(決済)

「数量」:取引数量

「価格」:約定価格

「決済逆指値」:約定時点で設定されていた決済の逆指値の注文を表示

「決済指値」:約定時点で設定されていた決済の指値の注文を表示

「スワップ」:発生したスワップポイント

「損益」:損益

「変更」:価格が有利な方向に何%動いたかを表示

注文一覧

注文一覧では、現在有効な注文(保有中の指値注文・逆指値注文)を一覧で確認できます。

ここに表示されるのは「まだ約定していない注文」で、すでに成立したポジションは「ポジション一覧」に移ります。

「時間」:取引時間

「銘柄」:銘柄

「チケット」:チケット番号

「タイプ」:buy(成行買い)、sell(成行売り)、buy limit(指値買い)、buy stop(逆指値買い)、sell limit(指値売り)、sell stop(指値売り)

「数量」:注文数量/約定数量

「価格」:指値の価格を表示(成行注文の場合はMarket)

「決済逆指値」:逆指値注文(損切り注文)を発注していた場合はその価格を表示

「決済指値」:指値注文(利益確定注文)を発注していた場合はその価格を表示

「時間」:決済の時間

「状況」:約定した場合は「filled」。取り消された場合は「Canceled」と表示

注文と約定

注文と約定では、一部表示内容が異なります。

▼注文

時間:注文を発注した時間

銘柄:対象の通貨ペアや商品など

チケット:注文番号(ユニークなID)

タイプ:注文の種類(buy limit, sell limit, buy stop, sell stop, buy stop limit, sell stop limit など)

数量:注文数量(ロット数)

価格:注文を出した価格(エントリー希望価格)

S/L:逆指値価格(損切り)

T/P:指値価格(利確)

価格(現値):現在の市場価格

有効期限:注文が有効な期限(指定した場合のみ表示)

コメント:注文時に付けたコメント

▼約定

時間(エントリー):約定が成立した時間

銘柄:対象の通貨ペアや商品など

チケット:約定を識別する番号

タイプ:buy(買い)/sell(売り)/balance(入出金)

数量:約定数量(ロット数)

価格(エントリー価格):実際に約定した価格

決済逆指値:損切り設定があれば表示

決済指値:利確設定があれば表示

時間(決済):ポジションをクローズした時間(決済後に表示)

価格(決済価格):決済時の価格

損益:取引による損益

変更:価格が有利に動いた変化率

 

口座履歴をカスタマイズする方法

ツールボックスの「口座履歴」では、表示内容をある程度カスタマイズすることが可能です。

・取引数量の表示変更

口座履歴の取引数量の表示をロット数、または金額(取引数量)に変更できます。

口座履歴内の余白部分を右クリックし、表示されるメニューの「ボリューム」から、取引数量の表示方法として「数量(枚数)」または「金額」を選択できます。

・表示期間の変更

口座履歴では、履歴の表示期間を変更できます。

口座履歴の余白部分を右クリックすると、表示期間として「全履歴」「3ヶ月」「1ヶ月」の3つから選択できます。

「期間指定」では具体的な日付を指定して表示させることもできます。

・表示時間の変更

口座履歴では、表示する時間をミリ(秒)に変更することができます。

口座履歴内の余白を右クリックし、「ミリ秒を表示する」を選択することで変更可能です。

・間隔調整

口座履歴内の余白を右クリックし、「自動調整」を選択するとMT5の表示幅に併せて全体が表示されます。

任意で幅を調整をしたい場合は、自動調整のチェックを外します。

・グリット表示

口座履歴内の余白を右クリックし、「グリッド」を選択すると、口座履歴の表にグリッド(枠線)が表示されます。

チェックを外すとグリッド(枠線)が消えます。

・表示項目の設定

口座履歴内の余白を右クリックし、「表示列」では「手数料」や「スワップ」等の表示変更が行えます。

信頼と実績を誇るサービスの受賞歴
海外FXを始めるなら『BigBoss』


「これから海外FXで本格的にトレードしたい!」
「魅力的な海外FXを選んでトレードしていきたい!」
そんなあなたにおすすめなのが、BigBossです!

BigBossではお得なポイント制度や最大2,000倍を超えるレバレッジ、そして誰でもカンタンに始められる公式の取引アプリなど、これから海外FXを始める人にとって最適な環境を用意しています!

BigBossで今すぐ口座を開設する

 

▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Prime Point LLCが運営・管理するインターネットメディアです。Prime Point LLCは2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

-MT5の使い方