


と気になったことはありませんか?
タートルズ投資とは、伝説のトレーダー集団として知られる「タートルズ」が実践していた投資手法です。
特徴は、一定期間の高値や安値を更新したタイミングで売買し、トレンドに乗ることを狙う点です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- タートルズ投資の手法とは
- タートルズ投資の取引ルールや対象
- タートルズの投資手法はFXでも使えるのか
古い投資手法ですが学べることが多く、ルール運用やリスク管理の考え方は現代の投資でも参考になります。
タートルズ投資の手法に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
タートルズ投資とは

タートルズ投資とは、1983年に米国の投資家リチャード・デニスとウィリアム・エックハートが行った実験から生まれた投資手法です。
伝説のトレーダー集団として知られる「タートルズ」が実践していた手法で、投資経験の少ない人でも、ルールを守ることでトレーダーとして育成できるのかを検証する目的がありました。
基本的には、一定期間の高値を更新したら買い、安値を更新したら売ることで、相場のトレンドに乗ることを狙います。
相場の天井や底を予想するのではなく、あらかじめ決めた取引ルールに従って売買するのが特徴です。
また、エントリーだけでなく、損切りや資金管理、利益を伸ばす判断までルール化されている点も重要です。
古い手法ではありますが、ルールを守ることや損失を抑えながら利益を伸ばす考え方は、現在の投資やFXでも参考にされています。
タートルズ投資の手法とは
タートルズ投資の手法は、相場の流れに逆らわず、発生したトレンドについていくことを重視します。
一定期間の高値や安値を更新したタイミングで売買し、損切りや資金管理も事前に決めておくのが特徴です。
ここでは、タートルズ投資の基本的な手法をわかりやすく紹介します。
高値更新で買い、安値更新で売る

タートルズ投資の基本は、一定期間の高値を更新したら買い、安値を更新したら売るという考え方です。
高値更新は買いの勢い、安値更新は売りの勢いが強まっているサインとして見ます。
相場の天井や底を予想するのではなく、実際に価格が動き出したタイミングで取引するのが特徴です。
ただし、高値や安値を更新してもすぐに反転することがあるため、損切りの準備も欠かせません。
損切りラインを先に決める

タートルズ投資では、取引を始める前に損切りラインを決めておくことも重視されます。
損切りラインを決めずに取引すると、相場が逆方向に動いたときに判断が遅れやすくなります。
この手法はすべての取引で勝つのではなく、小さな損失を受け入れながら大きな利益を狙う考え方です。
そのため、エントリーのタイミングだけでなく、損切りする価格を事前に決めておくことが大切です。
資金管理に合わせてロットを調整する

タートルズ投資では、資金量や許容できる損失額に合わせて取引数量を調整します。
ロットを大きくしすぎると、少しの値動きでも大きな損失につながる可能性があります。
1回の取引でどれくらいの損失まで受け入れられるのかを決め、その範囲に収まるように取引量を決めましょう。
エントリーのタイミングだけでなく、資金を守りながら取引を続けるための管理も重要です。
利益が伸びる場面ではトレンドについていく

利益が出た場面でも、すぐに決済せずトレンドについていくことがタートルズ投資の特徴です。
小さな利益を何度も狙うより、大きな流れに乗れたときに利益を伸ばす考え方を重視します。
利益確定のタイミングも感覚で決めるのではなく、あらかじめ決めたルールに沿って判断します。
ただし、相場が反転すれば含み益が減ることもあるため、利益を伸ばすルールと決済ルールの両方が必要です。
タートルズ投資の取引ルール

タートルズ投資では、エントリーや損切り、決済、取引量まで細かくルール化されていました。
実際に使われた主な取引ルールは、以下の通りです。
・20日ブレイクアウトでエントリーする
20日間の高値を上回ったら買い、20日間の安値を下回ったら売ります。
・55日ブレイクアウトも使う
より大きなトレンドを狙う場合は、55日間の高値や安値を基準に売買します。
・損切りラインは2Nを目安にする
Nとは、相場の値動きの大きさを表す数値です。タートルズでは、エントリー価格から2N逆行した位置を損切りラインの目安にしていました。
・取引量はNをもとに調整する
値動きが大きい銘柄では取引量を小さくし、値動きが小さい銘柄では取引量を大きくするなどして調整します。
これにより、どの市場でもリスクが大きく偏らないようにします。
・価格が有利な方向に0.5N進むごとに買い増しや売り増しをする
トレンドが続いている場合は、価格が有利な方向に0.5N進むごとにポジションを追加します。
ただし、追加できるポジション数には上限があります。
・決済は反対方向のブレイクで行う
20日ブレイクアウトで入った取引は、10日間の反対方向のブレイクを決済の目安にします。
55日ブレイクアウトで入った取引は、20日間の反対方向のブレイクを決済の目安にします。
買いでエントリーした後は、トレンドが続く限り利益を伸ばし、価格がエントリー地点から2N分下がった場合は損切りします。
タートルズ投資では、エントリーだけでなく、損切り・取引量・利益確定のタイミングまで事前にルール化されていました。
ただし、20日や55日、2Nといった数字をそのまま使えば利益を狙えるわけではないため、実際に使う前に検証することが大切です。
タートルズ投資の対象
タートルズ投資は、もともと先物市場を中心に使われていた投資手法です。
実際には、以下のような幅広い市場が取引対象とされていました。
・通貨
・金や銀などの貴金属
・原油などのエネルギー
・小麦や大豆などの商品
・債券
・株価指数
タートルズ投資は、特定の銘柄を細かく分析するというより、トレンドが発生した市場にルール通り乗る手法です。
そのため、価格が一方向に大きく動きやすい市場と相性が良いとされています。
ちなみに現在では、FXやCFD、株価指数、商品などでもタートルズ投資の考え方を参考にできます。
タートルズ投資の手法を使うメリット

タートルズ投資の手法には、いくつかのメリットがあります。
- トレンド相場で利益を伸ばしやすい
- 売買判断をシンプルにしやすい
- 感情に左右されにくい取引を目指せる
- 投資ルールを作る参考になる
ここでは、タートルズ投資の手法を使うメリットを紹介していきましょう。
トレンド相場で利益を伸ばしやすい
タートルズ投資は、相場が一方向に大きく動くトレンド相場と相性が良い手法です。
高値や安値の更新をきっかけにエントリーするため、相場の流れに乗ることを狙いやすくなります。
また、利益が出てもすぐに決済せず、トレンドが続く限り利益を伸ばす考え方を重視します。
そのため、大きな値動きが発生した場面では、利益を伸ばす取引を目指しやすいでしょう。

売買判断をシンプルにしやすい
タートルズ投資では、高値や安値の更新を売買判断の基準にします。
相場の天井や底を予想する必要がないため、取引の判断をシンプルにしやすいのがメリットです。
「どこで買うのか」「どこで売るのか」をあらかじめ決めておけば、迷いながら取引する場面を減らせます。
複雑な分析が苦手な人でも、ルールに沿って取引を考えやすくなります。

感情に左右されにくい取引を目指せる
投資では、含み損への不安や利益を早く確定したい気持ちから、冷静な判断ができなくなることがあります。
タートルズ投資では、エントリーや損切り、決済の基準を事前に決めておくため、感情に流されにくくなります。
もちろん、ルールを決めても必ず守れるとは限りません。
それでも、取引前に判断基準を用意しておくことで、その場の気分だけで売買するリスクを抑えやすくなります。
投資ルールを作る参考になる
タートルズ投資は、エントリー、損切り、取引量、決済までをルール化する手法です。
そのため、自分の投資ルールを作るうえでも参考になります。
特に、どのタイミングで取引するのか、どこまで損失を許容するのかを決める考え方は重要です。
タートルズ投資をそのまま使わない場合でも、ルールに沿って取引する姿勢は学べるでしょう。

タートルズの投資手法はFXでも使えるのか

タートルズの投資手法は、FXでもブレイクアウト手法として考え方を参考にできます。
例えば、日足や4時間足で20日間や55日間の高値を更新したタイミングを買い、安値を更新したタイミングを売りの目安にします。
米ドル円やユーロ米ドルなどの主要通貨ペアでは、金融政策や経済指標などをきっかけに大きなトレンドが発生することがあるため、そういった場面で活用できます。
ただし、FXは短時間で反転することも多く、ブレイクアウト直後に価格が戻る「ダマシ」に注意が必要です。
また、レバレッジを使うと損失も大きくなりやすいため、損切りラインやロット管理を決めずに取引するのは危険です。
実際に使う場合は、デモ口座や少額取引で通貨ペアや時間足に合うかを検証してから取り入れましょう。

タートルズ投資の手法を使うときの注意点

タートルズ投資の手法を使うときには、注意すべきポイントがいくつかあります。
- レンジ相場では損切りが続きやすい
- 勝率が高い手法ではない
- 高いレバレッジで真似すると損失が大きくなりやすい
手法を使うときの注意点も紹介するので、利用する前に確認しましょう。
レンジ相場では損切りが続きやすい
タートルズ投資は、価格が一定方向に動くトレンド相場を狙う手法です。
そのため、価格が上下に行ったり来たりするレンジ相場では、ブレイクアウト後にすぐ反転することがあります。
高値や安値を更新したように見えても、実際には大きなトレンドにつながらないケースもあります。
このような場面では損切りが続きやすく、資金を減らす原因になるため注意が必要です。
勝率が高い手法ではない
タートルズ投資は、すべての取引で勝つことを目指す手法ではありません。
小さな損失を受け入れながら、大きなトレンドが発生したときに利益を伸ばす考え方です。
そのため、損切りが続く期間があっても、ルール通りに取引を続けられるかが重要になります。
勝率の高さだけで判断すると、タートルズ投資の特徴を誤解しやすいでしょう。
高いレバレッジで真似すると損失が大きくなりやすい
FXなどのレバレッジを使える商品で投資する場合、レバレッジのかけすぎに注意しましょう。
高いレバレッジで大きなロットを持つと、少しの逆行でも損失が大きくなる可能性があります。
特に、ブレイクアウト直後に価格が戻る場面では、想定より早く損切りになることもあります。
タートルズ投資の考え方を参考にする場合でも、まずは少額でロットを抑えて試すことが大切です。

まとめ:タートルズ投資は手法よりもルールと資金管理を学ぶことが大切
タートルズ投資は、高値や安値の更新をきっかけにトレンドに乗ることを狙う投資手法です。
実際の取引では、エントリーだけでなく、損切りラインや取引量、利益確定のタイミングまでルール化されていました。
FXでもブレイクアウト手法として参考にできますが、レンジ相場や高いレバレッジには注意が必要です。
タートルズ投資を学ぶうえでは、手法をそのまま真似するよりも、ルール運用と資金管理の考え方を取り入れることが大切です。
ちなみにBigBossではMT4/MT5を使ったチャート分析や少額からの取引もできるため、タートルズ投資のようにルールを決めてFX取引を検証したい方にも選択肢となるでしょう。

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BigBossコラム編集部
