本日の日銀政策決定会合では、 同時に発表された展望レポートにおいて、 日銀は成長見通し、インフレ見通しを 下方修正した。先行きについて 「不確実性は従来以上に大きい」とし、 「各国の通商政策などの影響を受けて 海外経済が減速し、国内企業の収益なども 下押しされるもとで、成長ペースは鈍化 する」とした。
これを受けて、為替市場では円安が進み、 143円前後から144円台後半へと急進した。
明日、米雇用統計を控え、米経済の軟化も 確認される可能性はあるが、それが軽微な ものにとどまるならば、市場が ドル円ショートに傾いていることもあり、 148円程度まで円安が進む可能性は ありそうだ。