米雇用統計は、ほぼ予想通りの内容
米雇用統計、ヘッドラインの雇用増は
17.7万人となり、市場予想13.0万人を
上回った。しかし2月の数字が−1.5万人、
3月が−4.3万人下方修正されているので、
その点を考慮すると、ほぼ市場予想通りの
内容。
失業率は4.2%(予想4.2%)、
平均時給は対前月比+0.2(予想+0.3)、
対前年比+3.8%(予想+3.9%)、
労働参加利率は62.6(先月62.5)。
このところの雇用関連の数字
(JOLTS、ADP雇用統計、
新規失業保険申請件数)が悪い数字だった
ことを考えると、想像よりも強めの数字と
解釈されるかもしれない。
144円がサポート、短期勢は148円を
目指しているかもしれないが、そこまで
上昇モメンタムはないかもしれない。
ドル円は市場のポジションがドル円
ショートに傾いていることが最も大きな
強気材料。しかし、米経済が軟化傾向に
あること、関税の影響がこれから
効いてくること等々を考慮すると、
ドル円はどこかでショートにしたい。
