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アジア通貨上昇懸念が継続

この2日間急騰した台湾ドルは、
本日は反落し、対ドルで30.0を回復した。
しかし、大きく戻ることは考えられず、
今後は韓国ウォン、人民元等、
他のアジア通貨に
上昇圧力がかかることになるだろう。

円もアジア通貨、
トランプ政権との関税交渉も
一致点が見いだせない状況であり、
交渉のもつれから
通貨上昇圧力がかかる可能性は高い。
台湾ドルのように、1988年以来という
大変動が起こると大変なことになり、
海外投資の巻き戻し、
輸出企業の予約前倒し等で、
円高圧力がかかりそうだ。

FOMCにおいては、
政策変更は想定されない。
関税交渉がどうなるかは、
あまりも不確定要素が大きく、
トランプ政権が喧伝するように
早期に関税交渉が成立するとも思えない。
物価上昇圧力が続くことになり、
FRBは動けないだろう。

利下げがないことは、
ドル高材料とも言えるが、
広く予想されており、
それ以上に、関税交渉からくる
ドル安圧力のほうが強いだろう。
ドルは戻り売りで臨みたい。

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