雇用統計前のポジション調整か
昨日、ADP雇用統計、
ISM非製造業景況指数と、
非常に弱い数字が続き、結果的に
ドル円は142.60円前後まで下落した。
ただ、その前日のJOLTS求人件数は
予想外に強い数字だった。
米雇用統計で方向性がはっきりすると、
市場関係者は見ているだろう。
昨日の数字が弱かったとしても、
米雇用統計が強いかどうかはわからない。
そのため、ポジション調整中心の日に
なるのではないだろうか。
失業保険申請件数もポイントだが、
雇用統計の前には小さな指標だ。
142.50-143.50円のもみ合いか。
戻りは売ってみたい。
本日のECBは利下げがほぼ100%
織り込まれている。金融政策が
大きな影響を与える局面ではない。
少し市場の関心は離れているが、
ロシアによるウクライナ報復が
規模感の大きなものになるかもしれず、
そこは注意か。
