ドル円はサポートを見つけて反発
イスラエルとイランの停戦が
実現し、市場のフォーカスは
米金融政策にシフトした。
昨日の議会証言ではパウエル議長は
FOMC後の会見同様、今後関税の結果、
インフレ率が上昇する可能性が高いので、
拙速な金融政策の変更を戒めた。
その一方、経済指標等は
軟化傾向にあるため、7月利下げを
主張するFRB理事が増えてきた。
米金融政策が緩和方向に向かうと、
その余波がユーロや円を揺さぶる事に
なる。ドルストレートの動きは
わかり難くなるので、ここはユーロ円等の
円クロスのパフォーマンスが
良く見えたりする。本日の田村委員の
講演は事前に予想していた程タカ派的では
なかった。関税問題がある内は、
日本は利上げできないだろう。
