ECB理事会
本日、ECB理事会が開催されるが、
政策変更は想定されていません。
これまで毎回利下げしてきましたが、
金利の下限に迫りました。
理事会後のラガルド総裁の会見を注視したいですが、
米国との関税交渉も
15%での合意が近いとの観測もあり、
今後の財政出動を考えると、
欧州金利の下限に近づいている旨を
協調するでしょう。
米国は、9月以降利下げ局面に入ると
広く認識されています。
連続的に5回ほど利下げし、
3.00%前後のターミナルレートを目指します。
そうであるなら、米欧金利は縮小するので、
ユーロドルは今後も堅調推移が予想されます。
ドル円も、日米関税合意となったので、
ここから先、日本経済が
大きく崩れることはなさそう
(ただ、成長率はかなり低く、
ゼロ近辺でしかないが)。
米利下げが夏以降あるとするならば、
ドル円の頭も重くなるだろう。


