海外FXトレード手法

FXは土日に取引できない!その理由と週末にポジションを持ち越す注意点を解説

FXは、土日に取引ができません。そのため、金曜日に持っているポジションを利益確定させるべきか悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。週明けまでポジションを持ち越すことで利益を得られる場合もありますが、逆に大きな損失が発生するリスクもあります。

この記事では、FXが土日に取引できない理由と、週末にポジションを持ち越す際の注意点と対策について解説します。この記事を読むことで、土日にトレーダーがやるべきこともわかります。

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FXが土日に取引できない理由

土日にFXの取引が行えない理由は、世界中のほとんどの為替市場が休場しているからです。世界3大市場と言われる東京、ニューヨーク、ロンドンは全て土日は休場しているため、取引参加者が激減し、相場が不安定になります。ただし、中東のバーレーン市場など一部の小さな市場では取引が行われています。

土日以外にも取引できない日がある

12月25日と1月1日は、ニューヨーク市場をはじめとする世界の主要な為替市場が休場します。これにより、ほぼ全てのFX業者では、クリスマスと元旦の取引は停止されるため注意しましょう。

元旦以外の年末年始期間中は取引できますが、市場の流動性が低くなる点には注意しなければいけません。

流動性が低下することで、希望価格での約定が難しくなります。また、スプレッドが拡大するリスクも高まるため、予想外の損失が発生する可能性も高くなるでしょう。

日本の祝日は取引できる

原則として土日以外の祝日も24時間取引できます。その理由は、日本が祝日だったとしても世界中の市場は開場しているからです。

日本だけが祝日の場合は、特に問題なく取引できますが、米国が祝日の場合は注意しなければいけません。

米国が祝日であれば、世界最大のニューヨーク市場が休場しているため、値動きが小さくなる傾向があります。常に米国の祝日も把握しておくとトレードしやすくなるでしょう。

ニューヨーク時間の代表的な休日はこちらで紹介!

FXでは週末から週明けにかけてポジションを持ち越せる

FXは、土日に取引ができません。そのため、数日間ポジションを保有するスイングトレードにおいては、週末までに保有していたポジションをそのまま週明けまで持ち越すケースもあります。

このようなトレードを「持ち越しトレード」と呼びます持ち越しトレードをする際には、FX業者によって取引のできる時間帯が違う点に注意しましょう。

各FX業者の取引時間帯は下表をご参照ください。

FX業者 FXの取引時間(日本時間)
BigBoss 夏時間:月曜日6:05~火曜日6:00
火曜日6:05~水曜日6:00
水曜日6:05~木曜日6:00
木曜日6:05~金曜日6:00
金曜日6:05~土曜日5:55
冬時間:月曜日7:05~火曜日7:00
火曜日7:05~水曜日7:00
水曜日7:05~木曜日7:00
木曜日7:05~金曜日7:00
金曜日7:05~土曜日6:55
XM 夏時間:月曜日6:05~土曜日5:50
冬時間:月曜日7:05~土曜日6:50
Titan FX 夏時間:月曜日6:04~土曜日6:55
冬時間:月曜日7:04~土曜日7:55
AXIORY 夏時間:月曜日6:04~土曜日5:58
冬時間:月曜日7:04~土曜日6:58
Traders Trust 夏時間:月曜日6:05〜土曜日5:59
冬時間:月曜日7:00〜土曜日6:59
Tradeview 夏時間:月曜日6:05〜土曜日5:55
冬時間:月曜日7:05〜土曜日6:55
FBS 夏時間:月曜日6:00〜土曜日5:59
冬時間:月曜日7:00〜土曜日6:59
Exness 夏時間:月曜日6:05〜土曜日5:59
冬時間:月曜日7:05〜土曜日6:59

FX業者によって取引時間が若干異なるため、利用しているFX業者の取引時間を確認することをおすすめします。土日まで持ち越したくない場合は、土曜日の取引終了時間までに決済しておきましょう。

FX業者の夏時間・冬時間の取引時間をこちらで解説!

ポジションを持ち越すメリット

週明けまでポジションを持ち越すことによって得られるメリットもあります。このメリットを生かすことで、週明けに大きな利益を得られるため、あえてポジションを持ち越すトレーダーもいます。ここでは、ポジションを持ち越すメリットについて見ていきましょう。

窓開けが発生すれば大きな利益を得られる可能性がある

多くのFX会社で土日に取引はできませんが、為替取引がストップしているわけではありません。一部の市場では継続して取引が行われているため、為替市場は常に動き続けています。土日の動きによってチャート上に現れる大きな穴を「窓」と呼び、それによって利益を得る方法もあります。

仮に、世界中に影響を与えるような出来事が発生した場合、土日も取引できる一部の人々によって大きな取引が行われます。これにより、土曜日の終値と月曜日の始値に大きな差が発生するのです。

土日の値動きを確認できなかった多くのトレーダーのチャート上では、月曜日の朝になると土曜日の終値と全く異なる場所から値動きがスタートします。この状況をチャート上で確認すると、土曜日と月曜日の間に大きな空間ができたように表示されます。

このように、土曜日の終値と月曜日の始値の間に大きな空間ができる現象が「窓開け」です。

例えば、以下の条件で金曜日の終値が確定する直前にエントリーしていたとしましょう。

  • ドル円
  • 取引ロットは1ロット(10万通貨)
  • 金曜日の終値は1ドル140円
  • ロングポジション

土日にアメリカに関する大きな事件が発生し、月曜日の始値が140.5円でスタートしました。この場合、土曜日の終値と月曜日の始値の間に0.5円(50pips)の窓が開くことになります。すると、以下の計算式で利益を計算できます。

140.5円(月曜日始値の価格)-140円(購入価格)×1ロット(10万通貨)=5万円

上記の計算式のとおり、この事例では土日にポジションを持ち越しただけで5万円の利益を得られました。

この事例のように、あえて土日にポジションを持ち越すことで利益を得られる可能性があるのです。実際、過去にはポンド/円が2017年1月16日の早朝に約250pipsほど窓が開いたこともあります。

窓を利用したトレードについてこちらで詳しく解説!

スワップポイントをもらえる

高金利通貨を取引している場合、ポジションを持ち越せば、多くのスワップポイントを受け取れる可能性があります。

スワップポイントは平日だけでなく土日も付与対象なので、長期間保有し続けたほうが獲得量は多くなります。しかし、金利の低い通貨を買ってしまうと、逆にスワップポイントを支払わなければいけない点は要注意です。

スワップ目的で取引する人は、必ず取引プラットフォームや公式サイトでスワップポイントを確認しておきましょう。

海外FX業者のスワップポイントの比較はこちらで解説!

ポジションを持ち越す際に注意すべきこと

注意点を理解せずにポジションを持ち越すことで、逆に損失が大きくなってしまう可能性もあります。ここでは、ポジションを持ち越す際に注意すべきことについて見ていきましょう。

窓開けによって損失が発生するリスクもある

ポジションを持ち越した状態のエントリーと、逆方向に窓開けが発生すると、大きな損失が発生するリスクもあります。

さらに、開いた窓の中にストップロス注文(損切りするための注文)を置いていた場合、ポジションが決済されない可能性があるので注意が必要です。

そうなった場合、以下のいずれかの選択肢を取るとよいでしょう。

  • 始値の価格で損切りする
  • ストップロス注文まで価格が動くのを待つ
  • ストップロス注文を設定し直す

ポジションを持ち越してもよいのは、はじめから長期保有が前提でトレードしている場合のみです。短期トレードを前提としたポジションは持ち越さないことをおすすめします。

窓開けのみを狙ったトレードは禁止しているFX業者が多い

週末から週明けにかけてポジションを持ち越すだけなら問題ありません。しかし、明らかに窓開けのみを狙って大きなロットのポジションを持ち越した場合、不正取引に抵触する可能性があります。

FX業者から不正と判断された場合、口座凍結や利益没収の対象になります。

窓開けを狙ってトレードする場合は、禁止行為に該当していないか確認しましょう。

FXの持ち越しトレードで損失を抑えるには?

FXで土日に持ち越しトレードをする場合、ロット数を抑えてトレードすることをおすすめします。なぜなら、ロット数を上げすぎると、窓開けによって大きな損失が発生するリスクが高くなるからです。

例えば50pipsの窓開けが発生した際、0.01ロットと1ロットでは損失額も大きく異なります。

保有ロット 50pipsの窓開けが
発生した際の損失額
0.01ロット 500円
1ロット 5万円

土日にどれくらい窓開けが発生するのか、誰にも予測できません。あえて持ち越しトレードをする際には、ロット数を抑えてトレードすることをおすすめします。

また、複数のポジションを持っている場合、一部を決済してリスク回避する方法もあります。

トレーダーが土日にやっておくべきこと

ここでは、取引ができない土日にトレーダーがやっておくべきことについて解説します。

最新情報を集めて相場を予想する

取引ができない時間帯は、最新情報を集める時間に活用しましょう。為替相場は国際情勢によって大きく変動します。世界中の情報を集めておくことで、週明けのトレードに役立つ情報を得られるかもしれません。FXで利益を得るために、土日を使って最新情報を集めることをおすすめします。

1週間のトレードを振り返る

FXのトレードスキルを高めるためには、トレードの振り返りが欠かせません。過去のトレードを振り返ることで、自分の得意なパターンを見つけ出し、トレードの勝率を上げられます。しかし、毎日忙しく過ごしている人にとって、毎日振り返る時間を確保するのは難しいでしょう。

普段、トレードの振り返りができていない方は、土日の時間を使って振り返ることをおすすめします。土日を使って、過去のトレードをじっくり振り返り、反省点を次週のトレードに活用しましょう。

まとめ:FXで土日にポジションを持ち越す際には窓開けリスクに注意する

この記事では、FXで持ち越しトレードをする際の注意点について解説しました。

持ち越しトレードは、窓開けによる利益が狙えて、スワップポイントも受け取れるメリットがあります。しかし、逆に窓が開いてしまうと、大きな損失が発生するリスクもあります。

持ち越しトレードをする際には、窓開けによるリスクを軽減するため、保有するロット数を下げるとよいでしょう。また、土日にポジションを持ち越さないためには、1回のトレードに時間をかけないように、短期的なトレードで利益を出すことも大切です。

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