といった疑問はありませんか？
トレーリングストップ注文とは、決済価格が値動きに合わせて変動する注文方法です。
うまく活用することで、損失を限定できたり、利益を伸ばしたりできる可能性があります。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- トレーリングストップ注文の概要
- トレーリングストップ注文のメリット・デメリット
- トレーリングストップ注文のやり方
トレーリングストップ注文の使い方を押さえれば、安定した利益を狙いやすくなるでしょう。
新しい注文方法を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
＼最大レバレッジ2,222倍で取引できる！／
Contents
トレーリングストップ注文とは
トレーリングストップ注文とは、相場価格が有利な方向へ動くときに、逆指値注文の執行価格が自動的に追従していく注文方法です。
トレール注文やトレールストップ注文と呼ばれることもあります。
逆指値注文とは、現在の価格より不利な価格を指定できる予約注文のことです。
決済注文として活用する際は、以下のような注文方法として発注できます。
|
買いポジションを保有中 |
現在の価格より安い価格での売り注文 |
|
売りポジションを保有中 |
現在の価格より高い価格での買い注文 |
まずは、トレーリングストップの仕組みを詳しく解説します。
有利な方向に値動きすると逆指値注文が自動追従する
トレーリングストップ注文は、相場が有利な方向に値動きをしたときに逆指値注文の執行価格も同じ方向に自動追従する注文方法です。
利益が伸びる方向にチャートが動き続ける限り、逆指値注文の執行価格も変動していきます。
上昇トレンド発生中に買いポジションを保有している下図の場面では、相場の上昇にあわせて逆指値注文の執行価格が上がっていきます。
相場と逆指値注文の価格幅は、トレール幅と呼ばれ、トレーリングストップ注文を入れる際に設定します。
不利な方向に値動きしたときは自動追従しない
トレーリングストップ注文は、価格レートが不利な方向に動くときに追従せず止まります。
上昇トレンド発生中に買いポジションを保有している下図の場面では、一時的な下落が起きると逆指値注文は現状の価格帯で止まります。
その後、下落が止まらなければ逆指値注文が執行され、自動決済されます。
トレーリングストップ注文のやり方
ここでは、MT4を例にトレーリングストップ注文のやり方を紹介します。
まずは、画面上部の「ターミナル」をクリックし、画面下部の保有しているポジションの上で右クリックをします。
「トレイリング・ストップ」を選択すると、以下のようにトレール幅がポイントで表示されます。
米ドル/円の場合の50ポイントは、5pips（0.05円）に相当します。
トレール幅を設定したら、トレーリングストップ注文は完了です。
▶トレーリングストップ注文の設定方法についてはこちらで詳しく解説！
トレーリングストップ注文を使うメリット
トレーリングストップ注文を使うメリットには、以下のようなものがあります。
- チャートを見続ける必要がなくなる
- 利益を伸ばしやすくなる
- 損失を限定できる
一つずつ詳しく紹介します。
1．チャートを見続ける必要がなくなる
トレーリングストップ注文は、損切りと利益確定の両方を自動化できるので、チャートを見続ける必要がなくなります。
下図のような値動きが起きたときには、利益確定が執行されて1米ドルあたり10円の差益を得られます。
一方、以下のケースでは、自動で損切りされます。
このようにどのような値動きが起こっても、利益確定または損切りが自動で執行されるため、FX取引の手間を軽減できます。
2．利益を伸ばしやすくなる
トレーリングストップ注文には、トレンドに乗って利益を伸ばしやすくなるメリットがあります。
買いエントリーをしている場面で、相場がエントリー価格から上昇すると、設定した値幅を維持しながら決済価格も自動で引き上がります。
そのため、上昇トレンドが続けば、決済価格も上がっていき、大きな利益を狙える可能性が高まるでしょう。
一方、手動で決済する際は、トレンド転換を恐れて、早めに利益確定をしてしまうこともあります。
トレンドを逃さず利益を伸ばしたい方は、トレーリングストップ注文を活用してみましょう。
3．損失を限定できる
トレーリングストップ注文を設定しておけば、相場が逆行したときに自動決済されるので損失を限定できます。
相場が有利な方向に進んでいる間はストップ価格も追従するため、損失の拡大を抑えられるだけでなく、利益の確保も期待できます。
損小利大のトレードを目指している方は、トレーリングストップ注文を取り入れてみましょう。
トレーリングストップ注文を使うデメリット・注意点
トレーリングストップ注文を使うときは、以下の点に注意しましょう。
- レンジ相場では機能しにくい
- 適切なトレール幅を設定するのが難しい
- FX業者や取引プラットフォームによって仕様が異なる
それぞれ詳しく紹介します。
1．レンジ相場では機能しにくい
トレーリングストップ注文は、相場が明確な方向に動いているときに効果を発揮します。
一定幅で上下を繰り返すレンジ相場では、すぐに執行価格に達することが多く、期待した利益を得にくくなります。
無駄な取引が増えれば、スプレッドがかさむ原因になるので注意が必要です。
安定した利益を狙うためにも、トレンドが発生している場面で使うようにしましょう。
2．適切なトレール幅を設定するのが難しい
トレーリングストップ注文をうまく機能させるには、適切な値幅に設定する必要があります。
値幅が狭すぎると小さな値動きで決済され、利益を伸ばしにくくなります。
一方、広すぎると逆行時の損失が大きくなるリスクがあるので注意が必要です。
このような事態を避けるためにも、相場のボラティリティや通貨ペアの特性に応じて、適切なトレール幅を設定するようにしましょう。
3．FX業者や取引プラットフォームによって仕様が異なる
トレーリングストップ注文はすべてのFX業者やプラットフォームで同じように利用できるわけではありません。
例えば、注文期限を定めているFX業者では、期限を過ぎるとトレーリングストップ注文が失効してしまいます。
大きな損失を出さないためにも、自身が使う業者やプラットフォームの仕様を確認しておきましょう。
まとめ：トレーリングストップ注文を活用して利益を狙おう
トレーリングストップ注文とは、決済価格が値動きに合わせて変動する注文方法です。
うまく活用すれば、損失の拡大を抑えながら利益を確保することができます。
ただし、FX業者や取引プラットフォームによっては利用できない可能性があるので注意が必要です。
トレーリングストップ注文を使えるFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
BigBossで取引するメリットは3つあります。 BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。 また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。 ぜひ、口座開設をしてみてください。
＼最短3分で口座開設できる！／
▼お得なボーナス ▼BigBossのおすすめ口座
BigBossコラム編集部