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イーサリアムとは?特徴的な仕組みとビットコインとの違いを解説

イーサリアムとは?

トレーダー
「イーサリアムって何?」

トレーダー
「イーサリアムってどうやって取引するの?」

といった疑問をもっていませんか?

イーサリアムは、ビットコインに次ぐ暗号資産として世界中で取引されています。

しかし、イーサリアムが他の暗号資産とどのように違うのか知らない方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • イーサリアムの概要
  • イーサリアムとビットコインの違い
  • イーサリアムの取引方法

イーサリアムの特徴や取引方法を押さえておけば、自分に合った資産運用方法なのかを判断しやすくなるでしょう。

イーサリアムに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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イーサリアム(ETH)とは?

イーサリアム(ETH)とは、暗号資産(仮想通貨)そのものを指す言葉ではなく、スマートコントラクトやDApps(分散型アプリケーション)を構築するプラットフォームのことをいいます。

プラットフォーム上で利用できる独自の暗号資産がイーサ(ETH)となります。

イーサ(ETH)は、暗号資産の中でビットコイン(BTC)に次いで2番目に時価総額が高い銘柄です(2024年2月時点)。

なお、日本ではプラットフォームを指すイーサリアムと、通貨を意味するイーサのいずれも「イーサリアム」と呼ぶことがあります。

イーサリアムの代表的な機能と仕組み

イーサリアムは、以下の機能が特徴的なプラットフォームです。

  1. スマートコントラクト
  2. DApps(分散型アプリケーション)
  3. DeFi(分散型金融)

それぞれ詳しく解説します。

1.スマートコントラクト

スマートコントラクトとは、自動的に契約を実行する機能のことです。

例えば「10日後に自分のウォレットにある1ETHをAさんに支払う」といったプログラムを記録することで、10日後にAさんへ自動的に支払うようにできます。

現実の銀行送金では銀行が第三者として仲介しますが、スマートコントラクトであれば個人間で自動取引できるため、送金時間の短縮やコスト削減といったメリットがあります。

第三者を挟まないことで、改ざんや不正を防ぎながらの取引ができるのも魅力の一つです。

2.DApps(分散型アプリケーション)

イーサリアム上では、ブロックチェーンを活用した分散型アプリケーションのDAppsを開発できます。

ブロックチェーンとは、分散型台帳とも呼ばれる情報を保管する技術のことです。

具体的には、情報を1ヶ所のサーバーにまとめるのではなく、複数のネットワーク参加者同士で分散して保管する方法です。

DAppsはスマートコントラクトによって自動的に取引が実行され、管理者不在で稼働します。

DAppsと一般的なアプリとの違いは、以下の通りです。

DApps 一般的なアプリ
管理者 ユーザー同士で管理する 開発元が管理する
ソースコード 誰でも閲覧できる 外部に明かされない
アップデート ユーザーの合意が必要となる 開発元が独断で行う

代表的なDAppsには、ユーザー同士で暗号資産の交換ができる「Uniswap(ユニスワップ)」などがあります。

3.DeFi(分散型金融)

DeFiはブロックチェーン上に構築される分散型金融サービスで、イーサリアムを中心に展開されています。

スマートコントラクトによって管理者不在で稼働するため、組織や企業が介する中央集権型金融サービスより手数料が安かったり、短時間で送金や取引ができたりするメリットがあります。

DeFiの代表的なサービスには、DAppsでも紹介した「Unisawap(ユニスワップ)」や、ユーザー同士で暗号資産の貸し借りができる「Compound(コンパウンド)」などがあります。

イーサリアムとビットコインの違い

世界で初めて実装された暗号資産のビットコインと、イーサリアムの違いは以下の通りです。

イーサリアム(ETH) ビットコイン(BTC)
使用目的 DAppsなどを開発するためのプラットフォームとして使われている 決済や送金を目的に使用されている
発行上限数 上限なし
(供給量を制限する仕組みがある)
2100万BTC
コンセンサスアルゴリズム PoS PoW
送金時間 約15秒 約10分

※2024年2月時点

ここからは、イーサリアムとビットコインの違いを詳しく解説します。

1.使用目的

イーサリアムは、DApps(分散型アプリケーション)などのプラットフォームとして活用されるものです。

一方、ビットコインは、政府や中央銀行が発行する通貨に対する代替として誕生し、決済や送金を目的に使用されています。

2.発行上限数

ビットコインは発行枚数が2100万BTCと制限されています。

一方、イーサリアムは発行上限数を設けていませんが、その代わりにバーンによって希少価値を上げています(2024年2月時点)。

バーンとは、誰もアクセスできないウォレットへ暗号資産を送金することで、市場に流通している暗号資産の数を減らす仕組みを指します。

3.コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンの取引を承認・記録するための仕組みです。

元々、ビットコインとイーサリアムはいずれも、コンセンサスアルゴリズムにPoWを採用していましたが、アップデートによってイーサリアムはPoSに移行しました。

PoWとPoSの違いは、以下の通りです。

PoW(Proof of Work) より多くの計算処理をした人が取引を承認する権利を獲得する方式
PoS(Proof of Stake) 保有している通貨量に応じて取引の承認者を決める方式

イーサリアムがPoSへ移行した理由の1つに、環境への負荷を軽減することが挙げられます。

消費電気量の多いPoWは、環境への影響が大きい点が問題視されています。

一方、PoSは計算量が少なく、エネルギー効率の高さから環境への負荷を軽減できる仕組みなのです。

4.送金時間

暗号資産の取引を完了させるためには、取引内容の承認作業である「マイニング」の実施が必要です。

ビットコインではマイニングに平均10分程度かかるのに対し、イーサリアムは約15秒程度といわれています。

マイニングの時間が短いイーサリアムは、より送金時間が短く済むメリットがあります。

イーサリアムのこれまでの価格推移

イーサリアムは、2015年7月から取引が開始されています。

以下は、イーサリアム(ETH)/円(JPY)の2019年10月から2024年2月の日足チャートです。

1ETHあたりの価格は、以下のように変動しました。

年月 1ETHあたりの価格
2020年7~11月 2.5万~4.5万円前後
2020年12月~2021年1月 6万~11万円前後
2021年5月 47万円前後
2021年11月 54万円前後
2022年1~2月 25万円前後
2022年5~6月 22万~12万円前後
2022年9月 21万円前後→25万円前後
2024年2月 34万円前後

2022年1~2月にかけての大幅な下落は、以下のような理由が考えられます。

  • ロシア中央銀行が国内における暗号資産の利用およびマイニングを禁止
  • ウクライナ侵攻
  • アメリカの金利上昇

イーサリアムは、このような下落があったものの、約3年という短い期間で30万円以上価格が上昇しています。

イーサリアムの取引方法

イーサリアムは、以下で取引ができます。

  1. 仮想通貨取引所
  2. DEX(分散型取引所)
  3. FX業者

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1.仮想通貨取引所

仮想通貨取引所では、現物のイーサリアムを購入し、価格が上昇したときに売ることで利益を得られます。

仮想通貨取引所には、業者から直接購入する「販売所」と、仮想通貨を売りたいユーザーから購入する「取引所」があります。

販売所は、買いたいときや売りたいときにすぐに取引できますが、スプレッドや手数料が高く設定されているのが特徴です。

一方、ユーザー同士の取引となる取引所は、注文が成立しないことがある反面、販売所と比べて手数料の負担が少ないメリットがあります。

なお、仮想通貨取引所で保有するイーサリアムは、取引所内のウォレットで管理され、個人のウォレットに送金して管理することもできます。

2.DEX(分散型取引所)

DEX(分散型取引所)とは、スマートコントラクトを活用することで、第三者を介さずにユーザー同士で暗号資産を取引できる取引所です。

DEXでは、イーサリアムを別の暗号資産に交換(売買)したり、イーサリアムの預け入れや貸し付けで金利による利益を狙ったりすることができます。

ただし、DEXでは日本円などの法定通貨を使って取引することができません。

そのため、DEXを利用する際は、日本の仮想通貨取引所で事前に元手となる暗号資産を購入しておく必要があります。

3.FX業者

イーサリアムは、仮想通貨CFDを取り扱うFX業者でも取引できます。

CFD取引とは差金決済取引のことを指し、FXのように売買したときに発生する利益のみの受け渡しをする取引方法です。

通貨の価格変動に対して、買いと売りのどちらからでも始められ、レバレッジをかけた取引もできます。

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海外FXでCFDを取引するメリットはこちらで詳しく解説!
イーサリアムの取引ができる海外FX業者はこちらで詳しく解説!

まとめ:イーサリアムを取引するならFX業者がおすすめ

イーサリアムは、DAppsなどを構築するプラットフォームを指し、そこで利用できる独自の暗号資産がイーサ(ETH)です。

イーサリアムは、仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)、仮想通貨CFDの取り扱いがあるFX業者などで取引できます。

レバレッジをかけて効率的に利益を狙いたい方は、高レバレッジで取引できるFX業者を選びましょう。

高レバレッジでイーサリアムの取引ができるFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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