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FXの裁量トレードとは?特徴やメリット・デメリット、手法を覚える必要性を解説

「裁量ってどんなトレード?」

「勝ち続けるトレーダーが使う裁量トレードを知りたい・・・」

と思ったことはありませんか?

多くのトレーダーが使う裁量トレード、意外と裁量の意味を知らないという人も多いかもしれません。

為替相場で結果を出す個人トレーダーの多くは裁量トレードを行っており、トレードで勝ち上がることを望むなら裁量にチャレンジしてみるのも1つの手です。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

・裁量トレードとは

・裁量トレードのメリットとデメリット

・裁量トレードを始める時のポイント

FX初心者の方でもデメリットや始める時のポイントをしっかりと学べば、裁量で利益を目指したトレードができるでしょう。

これから裁量トレードを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXの裁量トレードとは?

裁量トレードとは、自身の分析や予測をもとに行うトレードです。

自分の力でチャートを分析してエントリーポイントを探し、イグジットである損切りと利確のポイントも明確にして、トレードを行っていきます。

リアルタイムでトレードを行うことから素早く柔軟性があり、自身判断で全てのトレードを行います。

裁量トレードとシステムトレード

FXのトレードでは、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を用いて価格変動の予測を行い、エントリーやイグジットである買いと売りのポイントを定めていきます。

裁量トレードは自身の判断によるトレードなので、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を使っていたとしても、最終的に自身の判断で売買を決めればそれは裁量トレードとなるのです。

そのため、基本的に自身で売買を行うトレードは裁量トレードと呼ぶことができます。

裁量トレード以外には、システムトレードが存在します。

システムトレードは、事前に設定した手法やルールに従ったトレードで、基本的にはツールによる自動売買で取引が行われます。

手法となるアルゴリズム構築やルール決め以外は全てシステムによってトレードが行われるため、人の感情にトレードが左右されないといった特徴があります。

裁量トレード システムトレード
トレードの意思決定 トレーダー ルールやアルゴリズム
感情の影響 あり なし
柔軟性 高い 低い
スキルの必要性 トレードの経験が必要 ルールとアルゴリズムのプログラム設計が必要

FXで裁量トレードを行うメリット

裁量トレードには、人の手によるトレードこそのメリットが存在します。

・臨機応変なトレードが行える

・トレードの経験が利益につながる

・勉強や練習を積み重ねて成長できる

それぞれのメリットを説明していきます。

臨機応変なトレードが行える

裁量トレードは、相場のいかなる局面でも自分の判断に基づくトレードを行うため、臨機応変で自由度の高いトレードが行えます。

臨機応変なトレードが行えることで、ポジションの利益を最大限伸ばしたり、大損前の損切りによって相場からの退場を避けることが可能です。

例えば、上昇トレンド中に移動平均線2本を使ってトレードを行うと、一時的な反発下落で売りによる利確サインが出ますが、まだ上昇トレンドが続くと判断できれば裁量によってサインを無視してロングポジションを持ち続けて利益を伸ばせます。

他にもファンダメンタルズ分析によって指標発表前にチャートの急変動を察知できれば、急変動の危険性から一旦ポジションをリセットする判断ができます。

このように、テクニカル指標の予測が当たらない場面や、相場の状況が一瞬で変わる為替において、裁量トレードの臨機応変さはメリットとして活かせるのです。

トレードの経験が利益につながる

経験やスキルにもとづく判断、これが裁量トレードの場合は結果に大きな影響を与えます。

トレードの全てを自分の判断で行うため、適切なチャートの分析、相場状況の変化、正確性あるエントリーとイグジットの判断、などが求められ結果につながります。

トレードの経験が多ければ、過去のトレードでの分析や判断結果を活かしやすく、現在の相場と過去の相場で似る部分を重ね合わせて、的確なトレードが行えます。

同時に、1つのテクニカル指標を何度も異なる相場で使い続けることで分析力が向上し、現在の相場で最適な分析が行えるようにもなります。

それと、トレード経験が積み重なることで利益や損失に対して冷静な判断ができるようになり、感情的なトレードを避けられるようにもなるでしょう。

過去のトレード経験が現在のトレードに活かせ、利益を積み重ねやすくなることも裁量トレードのメリットです。

勉強や練習を積み重ねて成長できる

裁量トレードは自身のトレードスキル向上によって、結果である利益を上げることができます。

結果を出すまでの過程としてFXの勉強やトレード練習があり、何度も積み重ねていくことでトレーダーとして成長し、利益を上げられるようになるのです。

つまり、勉強や練習、実際のトレード経験を繰り返すことでトレーダーとしての成長を実感でき、成長と共に利益を出せるようになれるでしょう。

常に利益を出せるトレーダーまで成長することは決して楽な道のりではありませんが、勉強や練習が成長につながりにくい他の分野よりも、利益と成長が直結しやすいFXは初心者の方にとって挑戦しがいのある投資となります。

裁量トレードの成長を実感しやすくするためにも、トレード記録を残しておくこともおすすめです。

下記記事でトレード記録の付け方をまとめているので、よければ参考にしてみてください。

FXは9割が退場する?失敗の原因とおすすめの資金管理の手法を紹介

FXで裁量トレードを行うデメリット

自身の判断で行う裁量トレードだからこそのデメリットも存在します。

・感情にトレードが左右される

・トレード経験が少ないと勝ちにくい

・チャートと向き合う時間が長くなる

メリットと同時にデメリットも把握できるよう説明していきます。

感情にトレードが左右される

相場と自分の判断が正しければ利益が出て、間違っていれば損失が出るのが裁量トレードです。

感情に結果が左右されやすいデメリットがあります。

例えば、含み損を抱えている時に「もう少し待てば建値まで戻る、損失が減る」といった考えが頭から離れず、結果的に損切りが遅れて含み損がさらに膨れ上がるといった、悪いトレードを行ってしまうことがあるでしょう。

トレードの1つ1つに大切な資金が関わっていることから、感情に流されてしまうことがどんなトレーダーにもあり、含み損が増えすぎた状態で特に感情の影響を受けやすいです。

人間から全ての感情を排除することはできないため、裁量トレードでは損失の原因になりやすい感情が足を引っ張ってしまうことがあるデメリットは覚えておかなければなりません。

感情に左右されやすい場面である含み損を抱えた状態、損切りによって適切に対処することが可能です。

下記記事で詳しくまとめているので、必ず一度は目を通すようにしてください。

FXの含み損とは?損失を抑える対処法や損切りルールの決め方を解説

トレード経験が少ないと勝ちにくい

裁量トレードのメリットでトレード経験の多さが結果につながると紹介しましたが、逆にトレード経験が少ないと裁量トレードは勝ちにくいデメリットが存在します。

単純に経験が少ない初心者の方だと相場に慣れていないことや、テクニカル分析だけではなくファンダメンタルズ分析を同時に考慮できないことによって、負けを重ねてしまうこともあるでしょう。

とにかく経験が少ない初心者のうちは、勉強や練習、小額トレードを繰り返して経験を積み上げるがトレーダーとしての成長につながります。

FXはじめたてのころは負けたくない、損失を出したくないという気持ちもあるかもしれませんが、トレード経験が少ないうちは資金量を下げながらリスクを抑え、トレードの勝率が上がるようになり始めてから資金を上げるなどの対策でリスクを抑えられるので、覚えておきましょう。

チャートと向き合う時間が長くなる

相場が動くタイミング、自分が得意とするチャートパターンの出現、その日の値動きの様子を観察、裁量トレードでは利益を出すためにその日のチャートをしっかりと見続けなければなりません。

分析や予測立てなどを行っていると、結果的にチャートと向き合う時間が長くなってしまうデメリットがあります。

特に相場が動きやすくなる日本時間の深夜から早朝まで、夜通しチャートを見続けるトレーダーも一定数存在します。

「もうチャートを見たくない」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、その見たくないという気持ちを優先させてしまうと、見ていない時にチャンスを逃してしまう恐れがあるのです。

健康被害が出てしまうほど見続けるという意味ではありませんが、可能な限り定期的にチャートを観察して、現在の値動きを追う必要が裁量トレードにはあります。

裁量トレードを始める時のポイント

裁量トレードには経験や知識、様々な場面で上手く立ち回れる技術が必要と紹介してきましたが、FX初心者の方の場合はある程度のポイントを押さえておくことによって、上手くトレーダーの成長や結果につなげられます。

これから裁量トレードを始めたいという方向けに、まずはやるべきことや意識すべきポイントを紹介していきます。

トレード手法を考える

トレードの基礎となるエントリー(発注)とイグジット(決済)を適切なタイミングで行うためにトレード手法は必須となります。

手法無きトレードはギャンブルに近く、一時利益を出せたとしてもそれは運が良かっただけで、続けて利益を出すことは難しいでしょう。

そのため、テクニカル指標を学び、トレードのルールを定めて計画的に取引を繰り返していかなければなりません。

裁量トレードは完全に自由なトレードであるため、ある程度の枠に当てはめることで自分の手法を活かせるトレードとなります。

どのような方法で手法を見つければいいのかを下記記事にまとめているので、よければ参考にしてください。

FXで鉄板手法を見つける方法とは?勝率の高い手法は非常にシンプル

ファンダメンタルズも意識する

テクニカル指標を使った分析と共に、ファンダメンタルズ分析も学ぶ必要があります。

FXのチャートが大きく動く場面は基本的にファンダメンタルズが要因であり、世界経済で影響力の大きな国の経済指標発表は一瞬でチャートが大きく動きます。

大きな値動きに巻き込まれてしまうと簡単に相場から退場してしまう原因となり、逆に上手くファンダメンタルズ分析が行えれば大きな値動きもチャンスとなるでしょう。

それとファンダメンタルズによる値動きは相場のトレンドを大きく変えることもあるため、重要な経済指標の発表などは時間帯や結果を把握しておく必要があります。

小額で何度もトレードを繰り返す

裁量トレードの経験を積み重ねるために、デモトレードもしくは小額でのトレードを繰り返して練習しましょう。

トレードの練習を行う際は自分の手法をしっかりと持ち、本番同様のつもりで行うことが経験値を積み重ねられます。

ちなみにデモトレードより、本番と全く同じ環境における小額トレードの方が実際の資金を取扱えるためおすすめです。

FXの基礎を学び手法を身に付けたら、まずは実際にトレードを経験してみると良いでしょう。

FXとは?取引を始める前に押さえておきたい基礎知識をわかりやすく解説

感情のコントロール方法を習得する

裁量トレードでは、その日その時の感情がトレードの結果に大きな影響を与えることがあります。

特に含み損を抱える時には感情の影響が大きくなり、損失額の大きさから間違った判断で含み損を更に膨れ上がらせてしまう恐れがあります。

そういった重要な場面で、感情に左右されないようコントロールする術を学ぶ必要があるでしょう。

感情をコントロールするためには、トレード経験を積み重ねるほかに、損失に対する考え方やロット数や資金量なども関係しています。

下記記事で感情とトレードに関する内容をまとめているので参考にしてください。

FXでのメンタルの鍛え方を解説! 感情的なトレードを避ける方法を紹介

まとめ:手法を構築してトレードを繰り返して裁量の経験値を積み上げよう

裁量トレードとは、自身の判断や予測によって行うトレードです。

自身で行うトレードのほとんどは裁量トレードに当てはまり、多くのトレーダーが毎日裁量で利益を積み上げています。

裁量トレードには臨機応変に立ち回れるメリットがありますが、感情に左右されやすいデメリットもあるため、メリットとデメリットをしっかりと把握してトレードの経験を積み重ねていきましょう。

もし、様々なテクニカル指標を使って裁量トレードをしていきたい方は、複数のインジケーターを搭載したMT4やMT5が使えるFX業者を選びましょう。

MT4やMT5に対応していて、レバレッジの高いFX業者を探しているなら、BigBossをおすすめします。

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