海外FXトレード手法

FXの出来高の意味とは?FXにおける出来高やトレードでのポイントを紹介!

FXの出来高の意味とは?

トレーダー
「出来高ってどういう意味?」

トレーダー
「FXの出来高って確認できるの?」

と疑問に思ったことはありませんか?

取引量をあらわす出来高は株式投資などでよく使われていますが、FXでも使われることがあります。

しかし、株式の出来高とFXの出来高では内容に違いがあるため、トレードで使う際にはFXの出来高についてしっかりと理解しておかなければなりません。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • 株式とFXの出来高について
  • FXの出来高から読み取れるポイント
  • 出来高をトレードで使うポイント

FXの出来高は他の投資とは意味が異なる場合もあるため、出来高を意識したトレードを行うのであれば意味やチャート上での役割をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

出来高を使ったトレードに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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出来高とは

まずは出来高の意味について紹介します。

株式投資とFXでは出来高の意味が異なるため、違いを理解しておくことでFXでも上手く出来高を使えるようになります。

出来高が一般的に使われる株式から見ていきましょう。

株式などの出来高

出来高とは、一定期間中に売買された数量のことです。

株式の場合だと東京証券取引所などの株式市場で成立した売買から出来高が計測されており、1日で買い10,000株と売り10,000株が成立した場合、1日の出来高を10,000株とします。

1日や1週間の期間で出来高を計測し、銘柄ごとや株式市場全体の取引量を確認できるのです。

取引量の多さと少なさを確認できる指標であるため、出来高が多い状態は市場が活発化していると判断でき、出来高が少ない状態は市場が沈静化していると判断できます。

株式投資で出来高と言えば一定期間中に成立した売買の数量であるため、出来高が高い時は多くの売買が行われている状態であり、出来高が低い時は売買も少ない状態であると覚えておきましょう。

FXの出来高

FXはFX業者を介して直接為替市場と取引を行っているのではなく、店頭取引と呼ばれるFX業者とトレーダーが直接売買を行っています。(相対取引と呼ぶこともある)

FXで確認できる出来高は、FX業者とトレーダー間における買いと売りの注文が成立した取引量のことを指します。

為替市場自体は世界中の金融機関などが参加して取引が行われていますが、参加者の数が多すぎて取引量を集計することが難しいため、為替市場全体の出来高は存在しません。

そのため、株式に比べるとFXの出来高は正確な数量を確認できず、重要視されていない傾向もあります。

FXの出来高から読み取れるポイント

FXの出来高を使うとチャートから読み取れるポイントがいくつか存在します。

実際のチャートから確認できるポイントを紹介するので把握しておきましょう。

出来高が多い時はチャートの動きが活発化しやすい

こちらはドル円の1時間足チャートです。

チャート下部に表示してあるのが出来高で、囲い左側が出来高が少ない状態、右側が出来高が多い状態となります。

出来高が少ない状態に比べて、出来高が多い時はチャートでトレンドが把握できるほどの値動きが出ていることがわかります。

出来高が増えると取引量が多くなるため、チャートの値動きも活発化して分かりやすいトレンドが現れやすくなるのです。

出来高が増えて取引量が多くなれば自分の注文も業者内で通りやすくなるため、トレードを行いやすい状態とも言えるでしょう。

出来高が少ない時はチャートの動き沈静化かつ読みづらい

出来高が少ない時に着目してみると、値動きの幅が小さく、特徴の無い値動きが形成されていることがわかります。

取引量と注文量が少ないため、一定の価格帯で値動きが収まるレンジ相場のような値動きが起こりやすくなります。

業者内での取引参加者が少ないため、自分の注文が通り難くトレードを行いづらい状況になるでしょう。

出来高で値動きの方向は予測できない

こちらもドル円の1時間足のチャートですが、先程とは違う期間のチャートを表示しています。

出来高が多い時間を囲っていますが、先程とは異なり下降トレンドをチャートが形成していることが確認できます。

出来高は取引量の多さを表しているものであるため、チャートの値動きの方向、トレンドが形成される方向は基本的に予測できません。

あくまでも取引量が増えているのか、減っているのか、しか把握できないことを覚えておきましょう。

週明けの東京時間前は出来高が非常に低い

チャートの出来高を確認すると、明らかに出来高が0に近い時間帯が存在します。

これは週明け月曜日の7時~8時の時間帯であり、FXの3大市場である東京、ロンドン、ニューヨークが開催していない時間帯となります。

特に取引量が多い海外の時間帯だと、日本時間月曜日の早朝と言えば、米国のニューヨークである13時間の時差があるため日曜日の夜となり、当然ながらトレードを行うトレーダーはほとんど居ません。

そのため、市場の参加者が少ない月曜日の早朝は出来高が0に近くなり、トレードが行われていない状況なのが分かります。

FXの東京時間の解説はこちら

FXの出来高をトレードで使うポイント

FXのトレードで出来高を使う際にいくつかのポイントが存在します。

  • 出来高単体では役に立たない場合が多い
  • 水平線やトレンドラインと組み合わせる
  • 出来高が増加傾向の時にエントリー
  • 出来高が低い時や急騰する時にはトレードを避ける

出来高をチャートに表示させるだけでは役に立たないことも多いため、出来高をトレードに使おうと考える方はしっかりとこれから紹介するポイントを押さえておきましょう。

出来高単体では役に立たない場合が多い

これから出来高をトレードで使おうと考える場合、単体では使えない場合が多いことを覚えておきましょう。

出来高はFX業者内の取引量の増減を確認できるだけで、チャートの伸びる方向、次の値動き、などの予測自体には役立てられません。

出来高のみをチャートの分析に追加しても、トレードで勝てるようになるわけではないため、他のテクニカル分析と組み合わせて使うことをおすすめします。

おすすめのテクニカル分析はこちらで紹介!

水平線やトレンドラインと組み合わせる

出来高は他のテクニカル分析と組み合わせて使うと良いと紹介しましたが、相性の良い分析として水平線とトレンドラインがあります。

例えば、先程の出来高が少なくレンジ相場のような値動きを形成していたチャートですが、レンジの上値で反発するポイントに水平線(レジスタンスライン)を引くことができます。

水平線と共に時間の経過を見ていくと急に出来高が上昇するポイントが出てきて、水平線を上にブレイクする形でチャートが大きく動き始めています。

このように水平線やトレンドラインなどのラインを使ったテクニカル分析において、ラインをブレイクするような値動きが出る時には出来高が上昇するといった傾向をトレードに役立てることが可能です。

ただし、チャートの値動きと出来高の増減は、ほぼ同じような動きを同じタイミングで見せる場合が多く、水平線やトレンドラインだけを使っていてもブレイクは確認できます。

あくまでも出来高は他テクニカル分析と組み合わせる上で、補助として使うと良いでしょう。

水平線の特徴や使い方を解説!

出来高が増加傾向の時にエントリー

トレードにおいて優位的な位置でのエントリーを考えると、値動きが発生する前のエントリーが理想です。

これから値動きが出てきそうな傾向を少しずつ予測できるのが出来高の増減となります。

取引量が増えることでチャートの動きが活発化し始めるため、出来高に増加傾向が現れたらエントリーといった判断に使えます。

しかし、出来高は値動きの方向までは予測ができないため、移動平均線やトレンドラインと言ったチャートのトレンドが予測できるテクニカル分析と組み合わせて使いましょう。

トレンドが伸びそうな方向を確認できている状態から、出来高の増加傾向を把握できた時にエントリーを行えば、トレンドに乗ったトレードが可能となります。

トレンドラインの特徴や使い方を解説!

出来高が低い時や急騰する時にはトレードを避ける

出来高が低い時は取引量が少なく、チャート上ではトレンドではなくレンジのような値動きが出るためトレードを避ける選択が無難です。

さらに週明け早朝の出来高が少ない時は、スプレッドが広がりやすい特徴もあるため、こちらもトレードを避けるべき場面となります。

それと、出来高が普通に増加する時には問題ありませんが、急な上昇を見せる時は注意しましょう。

チャートが大きく動く場面となり、予測できない値動きが発生しやすい状況です。

急な値動きに巻き込まれたり、チャートのトレンドが反転するような値動きが発生し、トレーダーにとっては不利な状況になりやすいため気を付けましょう。

早朝のスプレッドを実際に計測した記事はこちら

まとめ:出来高が増える時間帯でのトレードに集中しよう

出来高はトレードにおける取引量のことで、FXの場合は各業者ごとの取引量となります。

トレードにおいて出来高を確認することで、トレードが活発化しているのか沈静化しているのかを一目で確認できるようになるでしょう。

ただし、出来高のみをトレードに役立てることは難しく、他のテクニカル分析と組み合わせて使わなければ、上手く値動きを予測したりすることは難しいです。

そのため出来高を使うのであれば、他に相性が良い水平線やトレンドラインといったテクニカル分析も学んで使ってみるようにしてみましょう。

同時に出来高をFX出活かすなら、トレーダーがしっかりとトレードを行っている業者を選ぶことで、出来高の増減が確認しやすくトレードしやすい環境を選べます。

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