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MT4のヒストリカルデータをインポートする手順!注意点についても解説

MT4のヒストリカルデータをインポートする手順

トレーダー
「MT4に過去のチャートを表示させたい」

トレーダー
「MT4にヒストリカルデータをダウンロードする方法が分からない」

と悩んでいませんか?

MT4にヒストリカルデータをインポートする手順は以下の通りです。

【MT4にヒストリカルデータをインポートする手順】

  1. 古いヒストリカルデータを削除する
  2. 保存できる時間足や最大バー数を増やす
  3. ヒストリカルデータをダウンロードしたい通貨ペアと時間足を選ぶ
  4. .ヒストリカルデータのダウンロードが開始される

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • ヒストリカルデータのダウンロード方法
  • ヒストリカルデータをダウンロードする際の注意点

ヒストリカルデータを活用したい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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MT4にヒストリカルデータをインポートする手順

MT4に過去のチャートを表示させるには、以下の設定をする必要があります。

  1. 古いヒストリカルデータを削除する
  2. 保存できる時間足や最大バー数を増やす
  3. ヒストリカルデータをダウンロードしたい通貨ペアと時間足を選ぶ
  4. ヒストリカルデータのダウンロードが開始される

順番に詳しく解説します。

手順1. 古いヒストリカルデータを削除する

まずは、古いヒストリカルデータを削除します。

既存データが残っている場合はダウンロードできません。削除の手順は以下の通りです。

MT4の右上にある「ファイル」から「データフォルダを開く」を選択します。

次に「history」を押します。

続いて利用している口座のサーバーを選択します。

通貨ペアおよび時間足ごとのヒストリカルデータが表示されるので、削除すれば完了です。

手順2. 保存できる時間足や最大バー数を増やす

MT4の初期設定では、チャートに表示可能なバーの本数が少なめに設定されています。

過去チャートを長期間表示させるためには、この設定を変更する必要があります。設定変更の流れは以下の通りです。

MT4の画面上にある「ツール」から「オプション」を選択します。

上のタブを「チャート」に変えると、以下の画面が表示されます。

チャートの最大バー数の数値に「99999999999」を入れて設定します。入力が完了したら「OK」を押します。

設定が完了したら、MT4を再起動します。

設定が完了したら終わりではなく、再起動を忘れないようにしましょう。

手順3. ヒストリカルデータをダウンロードしたい通貨ペアと時間足を選ぶ

続いてヒストリカルデータをダウンロードします。

今回はGBP/JPY(ポンド/円)の5分足のヒストリカルデータのダウンロード方法を例に解説します。

MT4の画面上にある「ツール」から「ヒストリーセンター」を選択します。

ヒストリーセンターが表示されるので、ダウンロードしたい通貨ペアを選びます。

GBP/JPYが含まれている「FX Major」を押します。

時間足を選べるようになるので「5分足」を選択。

ダウンロード・アラートが表示されたら「OK」を押します。

手順4. ヒストリカルデータのダウンロードが開始される

ダウンロードしたデータは、EA(自動売買プログラム)のバックテストなどで長期間の検証を行う際に役立ちます。

ダウンロードが終わったら、データベースのレコード件数が大きく増加していることがわかります。

最後に「閉じる」を押してヒストリーセンターの画面を閉じます。

これでMT4に長期間のヒストリカルデータをダウンロードできます。

なお、ダウンロード時間はネット環境やパソコンのスペックによって変わりますが、数分ほどで完了します。

MT4にヒストリカルデータをインポートする際の注意点

MT4にヒストリカルデータをインポートする際は以下の点について注意する必要があります。

  1. 1銘柄につき1種類しか保存できない
  2. MT4のバージョンが古いとダウンロードできない
  3. 制限がかかったままだとバックテストが行えない

それぞれについて詳しく説明していきます。

1. 1銘柄につき1種類しか保存できない

MT4ヒストリカルデータ注意点1

ヒストリカルデータは1銘柄につき、1種類しか保存できません

よって、既存のヒストリカルデータが残っている場合は削除する必要があります。

削除方法はこちらの手順1に従って行います。

既存データの削除は案外見落としがちなので注意が必要です。

2. MT4のバージョンが古いとダウンロードできない

MT4ヒストリカルデータ注意点1

MT4が古いバージョンの場合、ヒストリカルデータを保存できないことがあります。

しばらく更新していない、久しぶりにMT4を使うという人は、まずは最新のバージョンにアップデートすることをおすすめします。

デスクトップのMT4アプリを右クリックし「管理者と実行」を選択した後、取引口座にログインすることで更新が完了します。

3. 制限がかかったままだとバックテストが行えない

MT4ヒストリカルデータ注意点3

MT4の初期設定では、保存可能な時間足とチャート上に表示可能な時間足が制限されています。

この制限がかかった状態でアップロードすると、長期のバックテストが行えません。

よって、1章の手順2の方法で設定を変更し制限を解除する必要があります。

また、設定完了後はMT4を再起動させる必要があります

MT4は基本的に設定変更をしても再起動は不要ですが、ヒストリカルデータに関する機能は再起動が必要なケースがあります。

まとめ:ヒストリカルデータをダウンロードすればMT4で相場検証がしやすくなる

過去チャートの検証をするなら、MT4でヒストリカルデータをダウンロードしてみましょう。

時間足によっては、10年以上前のチャートも確認できます。
また、EAの精度を把握するためのバックテストにも活用できます。

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