


といった疑問はありませんか?
cTraderとは、キプロスに本社があるSpotware Systemsが開発した取引プラットフォームです。
MT4・MT5と比較して、取り扱っているFX業者が少ないものの、機能性や操作のしやすさに定評があります。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- cTraderに対応している海外FX業者
- cTraderのメリット・デメリット
- cTraderのダウンロード方法
cTraderのメリット・デメリットを押さえておけば、自分に合ったツールなのか判断しやすくなるでしょう。
どの取引プラットフォームでFXトレードを始めるか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
cTrader(シートレーダー)とは
cTraderとは、キプロスに本社を構えるSpotware Systemsが開発した取引プラットフォームです。
スキャルピングやデイトレードに適した高機能の取引プラットフォームとして人気を集めています。
ただし、海外FXの定番ツールであるMT4・MT5と比べて、利用できるFX業者が限られているのが現状です。
cTraderとMT4・MT5の違いを比較
海外FX業者の提供する代表的な取引プラットフォームは、cTraderとMT4、MT5の3つです。
それぞれの主な違いは以下の通りです。
|
項目 |
cTrader |
MT4 |
MT5 |
|
取り扱い業者 |
少ない |
ほとんどの業者が対応 |
やや少ない |
|
注文方式 |
ECN方式 |
STP/ECN方式 |
|
|
操作性 |
操作しやすい |
慣れるのにやや時間がかかる |
|
|
板情報の確認 |
対応している |
対応していない |
一部の業者は対応している |
|
約定スピード |
速い |
普通 |
やや速い |
|
時間足 |
26種類 |
9種類 |
21種類 |
|
既存のインジケーターの数 |
67種類以上 |
31種類以上 |
40種類以上 |
|
インジケーターやEAの数 |
少ない |
多い |
やや多い |
|
リクオートや取引制限 |
なし |
STP方式の場合、発生するリスクがある |
|
|
自動売買 |
可能だが難易度は高い |
可能 |
|
cTraderは、MT4やMT5より約定スピードが速い傾向があるため、スキャルピングやデイトレードに向いています。
また、ECN方式を採用しているので、リクオートや取引制限のリスクがほとんどありません。
リクオートとは、トレーダーが注文した価格で約定されず、FX業者から新しい価格を提示されることをいいます。
一方、デメリットとして取り扱い業者やカスタムできるインジケーター、EAが限られている点が挙げられます。
【一覧】cTraderに対応している海外FX業者
cTraderに対応している海外FX業者には、以下のようなところがあります。
|
FX業者 |
レバレッジ |
取引手数料※ |
初回最低入金額 |
|
AXIORY(スタンダード口座) |
1,000倍 |
0ドル |
1,100円 |
|
Tradeview(cTrader口座) |
400倍 |
公式サイトに記載なし |
公式サイトに記載なし |
|
FxPro(cTrader 口座) |
500倍 |
100万ドルの取引につき35ドル |
公式サイトに記載なし |
|
IC Markets(cTraderアカウント) |
1,000倍 |
1ロットあたり往復6ドル |
200ドル |
※1ロットあたりの往復の取引手数料です。
cTraderが利用できる口座は、レバレッジが低かったり、取引手数料が発生したりする場合があります。
事前にレバレッジや取引手数料を確認したうえで、自分に合った口座を選びましょう。
cTraderの6つのメリット
cTraderには、以下のようなメリットがあります。
- 操作がシンプルでスムーズに注文できる
- 板情報を活用した相場分析ができる
- 日本語および日本時間に対応している
- オートチャーティストが搭載されている
- 経済指標カレンダーやニュースが確認できる
- 高速取引ができる
それぞれ詳しく紹介します。
1.操作がシンプルでスムーズに注文できる
cTraderは、直感的な操作がしやすい取引プラットフォームです。
注文画面から買い・売りを選ぶだけで済むので、スムーズな注文ができます。

画面も見やすく、以下のような構成となっています。

|
ファインダーとウォッチリスト |
通貨ペアの気配値一覧が確認できる |
|
チャート |
価格推移の確認とテクニカル分析ができる |
|
トレードウォッチ |
保有ポジションの確認および管理ができる |
|
アクティブシンボルパネル |
板情報およびオートチャーティストの確認、注文ができる |
チャートの右側で描画オブジェクト、上側で時間足の切り替えやインジケーターの挿入などができます。
2.板情報を活用した相場分析ができる
cTraderでは「どの価格帯にどれほどの注文が入っているのか」を示す板情報を確認できます。
板情報を確認すると、トレーダーがどの価格帯で売買したいのかが一目でわかるので、相場状況を判断しやすくなるでしょう。
例えば、買いの注文量が多い場合は、買い圧力が強いことがわかるので、今後相場が上昇する可能性が高いと推測できます。
板情報を活用した相場分析をしたい人は、cTraderの利用を検討してみましょう。
3.日本語および日本時間に対応している

cTraderは日本語に対応しているため、初めて海外FXを利用する人でも安心して使えます。
加えて、画面下にある現在時刻を日本時間表示に切り替えられる機能もあります。
一方、MT4・MT5は外部からインジケーターを導入しなければ日本時間を表示できません。
4.オートチャーティストが搭載されている

cTraderにはオートチャーティストが搭載されています。
オートチャーティストとは、チャートパターン・キーレベル・フィボナッチなどを自動的に検出してくれるツールです。
取引チャンスが来ると、ターゲット価格や予想レンジを通知してくれるので、チャート分析にかかっていた時間を削減できます。
5.経済指標カレンダーやニュースが確認できる

cTraderでは、経済指標カレンダーやニュースを確認できます。
経済指標カレンダーでは、前回の結果と今回の予想をチェックできます。
検索機能でチェックしたい経済指標をすぐに見つけられるので、相場分析の効率が上がるでしょう。
6.高速取引ができる
cTraderはECN方式に対応しているため、高速取引が可能になります。
ECN方式とは、電子取引所(インターバンク)を利用してトレーダー同士の注文をマッチングさせる注文方式です。
FX業者を介さず取引が成立するため、約定スピードが求められるスキャルピングやデイトレードと相性が良いとされています。
cTraderの3つのデメリット
cTraderには、以下のようなデメリットがあります。
- 取り扱っているFX業者が少ない
- 対応しているEAやインジケーターが少ない
- 自動売買ソフトを自作しにくい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.取り扱っているFX業者が少ない
cTraderはMT4・MT5と比べて、取り扱っているFX業者が少ないです。
cTraderが利用できるFX業者に絞ると、選択肢が狭くなるため、希望する取引条件に合致するFX業者を見つけられない可能性があります。
2.対応しているEAやインジケーターが少ない
cTraderには、移動平均線やRSIといった主要なインジケーターが標準搭載されています。
一方、インターネット上で販売・配布されているインジケーターやEAが使えないケースが多いです。
そのため、MT4やMT5よりトレード戦略の幅が狭くなりやすい傾向があります。
3.自動売買ソフトを自作しにくい
cTraderやMT4、MT5では、プログラミング言語を使って自動売買ソフトを自作することが可能です。
cTraderのプログラミング言語であるcAlgoに関する情報はあまり多くはないため、自動売買ソフトを自作するのが難しいと感じる可能性があります。
一方、MT4のプログラミング言語であるMQL4についての情報は、インターネット上や書籍で多く公開されています。
自動売買ソフトを作りたい人は、MT4を選ぶのがおすすめです。
cTraderのダウンロード方法
cTraderのダウンロード方法の基本的な流れは、以下の通りです。
- 対応している海外FX口座を開設する
- 公式サイトからcTraderをダウンロードする
- ログインする
順番に詳しく見ていきましょう。
1.対応している海外FX口座を開設する
まずは、cTraderに対応している海外FX口座を開設します。
口座開設の手続きには、本人確認書類の提出や審査が必要となります。
オンラインで完結できるところを選ぶと、スムーズに口座開設できるでしょう。
▶海外FXの始め方はこちらで詳しく解説!
▶FXの口座開設の審査に通りやすくする方法はこちらで詳しく解説!
2.公式サイトからcTraderをダウンロードする
FX口座を開設したら、FX業者の公式サイトから、cTraderをダウンロードします。
使っているパソコンがWindowsの場合はWindows版のcTrader、Macの場合はMac版のcTraderをダウンロードしましょう。
3.ログインする
ダウンロードしたファイルを開いて、口座開設時に登録したメールアドレス・パスワードを使ってログインします。
ログイン後、cTraderでFXトレードができるようになります。
なお、FX業者によって流れが異なる場合があるので、ホームページを確認しておきましょう。
cTraderの使い方
ここでは、cTraderの基本的な使い方を紹介します。
注文方法
新規注文は、cTraderの画面右側で発注できます。
注文数量とスリッページ許容幅を選択して「注文実行」をクリックすれば、成行注文を入れられます。

決済方法
保有ポジションを決済する際は、まず画面上部の「トレードウォッチ(下部)」をクリックします。

画面下に保有中のポジションが一覧で表示されるので、決済したいポジションの「×」をクリックすれば決済できます。

インジケーター表示方法
インジケーターを表示させたい場合は、チャート上で右クリックをし「インジケーター」をクリックします。

インジケーターの一覧が表示されるので、使いたいインジケーターを検索窓を活用して探しましょう。
日本語への切り替え方法
cTraderの言語を日本語に切り替えるには、最初に画面左下の歯車マークをクリックします。

以下の画面で「一般」を選択し、言語の項目を「日本語」に変更すれば設定完了です。

まとめ:cTraderとMT4・MT5の違いを押さえて自分に合った方を選ぼう
cTraderは、機能性や約定スピードの速さに定評があり、スキャルピングやデイトレードに適した取引プラットフォームといわれています。
一方、MT4・MT5と比べて、対応しているFX業者やカスタムできるインジケーター、EAが少ないので注意が必要です。
そのため、インジケーターを活用してトレード戦略の幅を広げたい人や、EAで自動売買をしたい人はMT4やMT5を選びましょう。
MT4やMT5を利用できるレバレッジの高いFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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BigBossコラム編集部