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FXのA-bookとB-bookとは?違い・仕組み・見分け方を初心者向けに解説

2023年3月1日

FXのA-bookとB-bookとは

トレーダー
A-bookやB-bookって何なの?
トレーダー
FX業者によって違うって本当?

と疑問に思ったことはありませんか?

FX業者を選ぶときに、A-book(Aブック)やB-book(Bブック)という言葉を目にすることがあります。

これは、あなたの注文がどこで処理されるのかという、注文処理の仕組みの違いを表す用語です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • A-bookとB-bookについて
  • 注文処理の流れの違い
  • FX業者がA-bookとB-bookかの見分け方

A-bookとB-bookは単に注文の仕組みが違うだけでなく、トレーダーとFX業者の利益や損失の関係にも関わるため、仕組みを理解しておくことが大切です。

A-bookとB-bookの違いに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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A-bookとB-bookの違い

まずはA-bookとB-bookは何が違うのかを解説します。

  • A-bookとは
  • B-bookとは
  • 比較表で違いを整理

比較表でも整理するので、まずは違いを確認していきましょう。

A-bookとは

A-book(Aブック)とは、トレーダーの注文を業者が為替市場へ流して処理する注文タイプのことです。

イメージとしては、FX業者がトレーダーから注文を受け取ると、リクイディティ・プロバイダ(LP)など外部の取引先に流し、そこで約定(成立)させる形になります。

FX業者はスプレッドや取引手数料などで収益を得る形になりやすく、トレーダーの損益と業者の損益が真逆に連動する関係になりにくい傾向があります。

リクイディティプロバイダとは

為替市場において流動性(資金や取引の相手方)を提供する金融機関のことで、銀行や証券会社、マーケットメイカーなどの業者が存在します。

B-bookとは

B-book(Bブック)は、トレーダーの注文を業者が内部で処理する注文タイプのことです。

イメージとしては、FX業者がトレーダーから注文を受け取ると、市場へ流さず業者内で処理する形になります。

この場合、FX業者はスプレッドや手数料に加えて、構造上はトレーダーの損失が業者の利益につながり、利益相反の可能性が生まれるのが特徴です。

利益相反:トレーダーの損失=FX業者の利益

利益相反部分だけを切り取ると「B-bookは危険」というイメージが付きますが、「B-book=危険」とは言い切れません。

業者によってはリスク管理のために、必要に応じて市場へ注文を流すこともあるため、B-bookという呼び方だけで安全性や有利不利を判断するのは難しいのです。

比較表で違いを整理

A-bookとB-bookの違いを表にまとめました。

 

A-book

B-book

注文の処理先

市場側へ流して処理

業者内で処理

取引相手のイメージ

外部(LP等)で成立する

業者

業者の収益源

スプレッド、取引手数料

スプレッド、取引手数料、顧客の損益

利益相反について

起きにくい

起こりやすい

ここでは、A-bookとB-bookが良い/悪いのラベルではなく、仕組みの違いということを意識してください。

次は、もう少し違いをイメージしやすくするために「注文処理の流れ」を順番に見ていきましょう。

注文処理の流れの違い

A-bookとB-bookの違いは、注文をどこで処理するのかですが、文章だけだとイメージしにくいかもしれません。

ここでは、トレーダーが注文を出してから約定するまでの流れを、順番に整理しましょう。

A-bookの注文の流れ

A-bookは、トレーダーの注文を市場へ直接流して約定させるイメージです。

1.トレーダーが注文を出す

2.FX業者が注文を受ける

3.注文が市場へ流れる(LPなど外部の取引先へ注文を回す)

4.外部で約定し、結果が返ってくる

ポイントは、業者が「外部へ注文を流して成立させる」ことが多い点です。

ちなみに、相場が急変しているときは外部での成立価格が動きやすく、希望した価格からズレるスリッページが発生することもあります。

スリッページの解説はこちら

B-bookの注文の流れ

B-bookは、トレーダーの注文を業者内で処理して約定させるイメージです。

1.トレーダーが注文を出す

2.FX業者が注文を受ける

3.注文を業者内で処理する

4.業者内で約定し、結果が反映される

ポイントは、注文の処理が業者内で完結することが多い点です。

ただし、業者によってはリスク管理のために、状況に応じて市場側へ流す(カバー取引を行う)こともあるため、実際の運用は一律ではありません。

FX業者がA-bookとB-bookかの見分け方

FX業者がA-bookかB-bookを採用するのかには、いくつかの判断の手がかりがあります。

ただし、FX業者が注文処理の方法をすべて公開しているとは限らず、公開情報から傾向を推測する方法です。

ここでは、FX初心者の方でも確認しやすいポイントを中心に、A-bookとB-bookの見分け方を整理します。

A-bookを採用する業者の特徴

A-book寄りの業者は、注文を市場へ流すことを前提としていることが多いため、公式サイト上で以下のような情報が見つかります。

・注文方式:STP方式やECN方式

・約定に関する説明:スリッページや約定拒否が起こる条件、約定ルールを文章で示す

・取引コスト:手数料+狭いスプレッド、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が発生するといった説明

・カバー取引に関する説明がある

すべての説明が記載されているわけではなく、サイト上の説明で上記が多ければ、A-book寄りの運用の可能性があります。

ちなみに、海外FXはSTP/ECNなどA-book寄りの方式を掲げる業者もあります。

STP方式やECN方式の解説はこちら

B-bookを採用する業者の特徴

B-book寄りの業者は、注文を業者内で処理することが多いため、公式サイト上で以下のような情報が見つかりやすいです。

・注文方式:説明が少なく、注文処理の中身が見えにくい

・約定に関する説明:「約定力」や「安定したスプレッド」の説明が中心になる

・取引コスト:手数料がかからず、スプレッドにコストが含まれる形が多い

・取引制限や利用規約の記載が判断材料になる:「スキャルピング禁止」「禁止行為の記載」「指標発表時の取引制限」などがある

こちらも同様に、すべて記載されているわけではなく、サイト上の説明で上記が多ければ、B-book採用の業者の可能性が出てきます。

ちなみに、国内の店頭FXは仕組み上、業者が取引相手(相対)になりやすく、B-book寄りに見えやすい場合が多いです。

実際はどちらか一方だけとは限らない

FX業者がA-bookなのかB-bookなのかを見分ける際に、実際にはどちらか一方を採用する業者だけとは限らないことを覚えておいてください。

海外FX業者では、口座タイプや相場状況などによって、市場へ流すA-book寄りでも場面によってB-bookの処理を使い分けることがあります。

国内FX業者では、基本はB-book寄りとなりやすいですが、相場状況や業者によってはA-bookの仕組みを採用することもあります。

A-bookとB-book、どちらかを固定で判定するのではなく、A-book寄りなのか、B-book寄りなのかで見分けることがポイントです。

A-bookのメリットデメリット

A-book(Aブック)は、トレーダーの注文を市場へ流して約定させる方式です。

この仕組みを前提に、メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

A-bookのメリット

A-bookには以下のメリットがあります。

・利益相反が起こりにくい:FX業者の収益はスプレッドや取引手数料が中心となり、「トレーダーの損失=業者の利益」という構造になりにくい

・約定の仕組みの説明がある:STP/ECNなど約定方式の説明が公式サイトに明記され、仕組みを理解できる

・取引コストの内訳を把握しやすい:「スプレッド+手数料」のように、コストがはっきりしている口座が多い

編集部 伊藤
A-bookは海外FX業者に多く、利益と相反しにくいのがいいよね

A-bookのデメリット

A-bookには以下のデメリットがあります。

・相場の急変時にはスリッページが出る:相場の値動きが急に大きくなると、注文価格と約定価格がズレやすくなる

・スプレッドが広がる場面がある:流動性が薄い時間帯や急変時にはスプレッドが拡大しやすい

・手数料がかかる:口座タイプによって取引手数料が発生する

BigBossで取引手数料が掛からないスタンダード口座について解説

B-bookのメリットデメリット

B-book(Bブック)は、トレーダーの注文を市場側へ流さず、業者内で処理される方式です。

この仕組みを前提に、メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。

B-bookのメリット

B-bookには以下のメリットがあります。

・取引コストが分かりやすい:取引手数料なしでスプレッドがコストとなる

・約定が安定しやすい:業者内で処理をするため、注文が滑りにくい

・小額でも始めやすい条件が揃っている:取引単位や口座条件が初心者向けに設定されている

編集部 伊藤
B-bookは国内FX業者に多く、取引コストがスプレッドだけなのが分かりやすいよね

B-bookのデメリット

B-bookには以下のデメリットがあります。

・利益相反が起こる:トレーダーの損失=FX業者の利益になり得る

・注文処理の中身が見えにくい:注文の執行方式やカバーの有無が明確に書かれていない

・取引手法に制限がつくことがある:スキャルピング禁止など

スキャルピングが禁止されていないFX業者はこちら

まとめ:A-bookとB-bookは「仕組み」を理解して判断しよう

A-bookは、トレーダーの注文を業者が為替市場へ流して処理する注文タイプのことで、B-bookは、トレーダーの注文を業者が内部で処理する注文タイプのことです。

それぞれ、トレーダーが出した注文の処理方法が違うため、B-bookではトレーダーとFX業者の間で利益相反が起こりやすくなります。

ただし、実際のFX業者はA-bookかB-bookのどちらか一方に完全に分かれるとは限りません。

口座タイプや相場状況によって処理を使い分けるケースもあり、外部から断定できない場合もありえるため、A-bookとB-bookは傾向として見分けると良いでしょう。

ちなみに、BigBossはA-book寄りの海外FX業者であり、デラックス口座やスタンダード口座は透明性が高く、利益相反が起こりにくい特徴を持ちます。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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