


といった疑問はありませんか?
FXのエンベロープは、移動平均線から価格がどれだけ離れたかを視覚化し、相場の過熱感からエントリータイミングを見極めるインジケーターです。
エンベロープを使って利益を狙うには、売買サインの見極め方や設定方法を理解しておくことが大切です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXのエンベロープの概要
- エンベロープを使ったFXトレード手法
- FXのエンベロープの設定方法
エンベロープの活用方法やポイントを押さえておけば、相場分析の精度が高まるでしょう。
エンベロープをFXトレードに取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのエンベロープとは
エンベロープとは、移動平均線を中心に、一定の割合で乖離(かいり)させたラインを上下に表示するテクニカル指標です。
移動平均線の上下にある上限ラインをアッパーバンド、下限ラインをロワーバンドといいます。

価格が移動平均線からどの程度離れているかを視覚化することで、買われ過ぎ・売られ過ぎといった相場の過熱感を判断できます。
一般的に、価格が移動平均線から離れ過ぎていると、再び中央に戻ろうとする性質を利用して相場分析をします。
エンベロープの計算式
エンベロープの計算式は以下の通りです。
アッパーバンド:移動平均線+移動平均線×n%
ロワーバンド:移動平均線-移動平均線×n%
n%は移動平均線との乖離率を指し、この数値はエンベロープの設定のときに設定できます。
移動平均線の価格が150円で乖離率が5%の場合は、以下のように計算します。
アッパーバンド:150+150×5%=157.5
ロワーバンド:150-150×5%=142.5
エンベロープとボリンジャーバンドの違い
エンベロープの幅は常に一定であるのに対し、ボリンジャーバンドの幅は相場に沿って変動します。

ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されたテクニカル指標で、価格変動が大きくなると自動的にバンドが広がります。
エンベロープは設定を変えない限り幅が維持されるのが特徴です。
▶ボリンジャーバンドを使ったトレード手法はこちらで詳しく解説!
エンベロープのFXトレード手法
エンベロープのFXトレード手法には、相場方向に逆らってトレードする逆張りと、相場方向に従ってトレードする順張りの2つがあります。
それぞれのトレード手法を詳しく解説します。
逆張り
エンベロープでの逆張りは、価格が上限や下限に到達した際に、移動平均線へ戻る値動きを狙う手法です。
具体的には、価格が上限ラインにタッチしたときに売り、下限ラインにタッチしたときに買いエントリーします。

利益確定は、中央の移動平均線を目安にするのが基本です。

この手法は、明確な方向感がないレンジ相場で有効とされていますが、強いトレンドが発生しているときはうまく機能しにくい傾向があります。
強いトレンド相場では、価格がラインで反発せず突き抜けて進むことがあり、ラインでの反発を狙って逆張りすると大きな損失を招く恐れがあります。
そのような状況にならないためには、RSIなどのオシレーター系指標を併用し、相場の勢いが弱まっていることを確認してからエントリーするのがおすすめです。
順張り
一般的に、価格が移動平均線を下から上に抜けたら買い、上から下に抜けたら売りを入れるのが有効とされています。
ただし、移動平均線を価格が抜けることは頻繁にあり、それだけでは一時的なノイズに終わるケースも少なくありません。
より精度を高めるには、移動平均線の上抜け・下抜けだけでなく、エンベロープの上限・下限ラインの突破も確認してからエントリーするのが効果的です。
具体的な売買サインは、以下の通りです。
|
買いサイン |
ローソク足が移動平均線を下から上に突き抜け、さらにエンベロープの上限ラインを上回った |
|
売りサイン |
ローソク足が移動平均線を上から下に突き抜け、さらにエンベロープの下限ラインを下回った |
下図のように移動平均線の下抜けを確認後、下限ラインをさらに抜けたら売りエントリーを入れるのがおすすめです。

FXのエンベロープの設定方法
エンベロープはMT4・MT5に標準搭載されています。
MT5でエンベロープを設定する手順は、以下の通りです。
- 挿入からEnvelopesを選ぶ
- パラメータの設定をする
- 移動平均線を追加する
- チャートにエンベロープが表示される
ここでは、MT5を例にエンベロープの設定方法を解説します。
1.挿入からEnvelopesを選ぶ
MT5の画面上部の「挿入」を押して「インジケーター」「トレンド系」「Envelopes」の順番で選択します。

2.パラメータの設定をする
エンベロープのパラメータが表示されるので設定をします。

それぞれの項目の意味は、以下の通りです。
|
期間 |
移動平均の期間を設定できる |
|
シフト |
バンドの位置を左右にずらせる |
|
偏差 |
バンドの上下幅の設定ができる |
|
種別 |
移動平均線の種類を選択できる |
|
適用価格 |
エンベロープの移動平均線の計算に使う値を選択できる |
|
上バンド |
上側のバンドの色、線の種類、線の太さを設定できる |
|
下バンド |
下側のバンドの色、線の種類、線の太さを設定できる |
「期間」はデフォルトで14となっていますが、25など違う数値に変更することも可能です。
「偏差」の数値はデフォルトで0.100%です。
数値を大きくすると上下のバンドが離れていき、小さくするとそれぞれのバンドが近づきます。
最後に「OK」を押します。
3.移動平均線を追加する
次に移動平均線を追加します。
「挿入」「インジケーター」「トレンド系」「Moving Average」の順番で選択することで追加できます。

移動平均線のパラメータの設定をします。
期間は、エンベロープと同じにします。

最後にOKを押して画面を閉じましょう。
4.チャートにエンベロープが表示される
ここまでの操作を行えば、エンベロープが表示されます。

黄色と白のラインがエンベロープ、青のラインが移動平均線です。
エンベロープをFXトレードに取り入れるときのポイント
エンベロープをFXトレードに取り入れるときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- エンベロープが機能しにくい相場を避ける
- ボラティリティや時間足に合わせて乖離率を設定する
- 上位足のトレンド方向を確認する
- 他のインジケーターを併用する
一つずつ詳しく解説します。
エンベロープが機能しにくい相場を避ける
エンベロープは、以下のような相場で機能しにくくなるとされています。
|
経済イベント発表時 |
世界中の投資家の注文が一方向に集中し、テクニカル要素を無視して価格が急騰・急落する |
|
流動性が低い時間帯 |
参加者が少ないため、小規模な注文でも価格が飛び、規則性が失われる |
|
強力なトレンド発生時 |
価格がエンベロープのラインに張り付いたまま一方的に進み続ける「バンドウォーク」の状態になる |
このようなタイミングは、大きな損失を抱えるリスクがあるため、トレードを避けるのがおすすめです。

ボラティリティや時間足に合わせて乖離率を設定する
エンベロープの適切な乖離率の設定値は、値動きの大きさと時間足によって異なります。
値動きが穏やかな米ドル円ではうまく機能した乖離率であっても、値動きが大きい通貨ペアに使用すると、上限・下限ラインを頻繁に突き抜けてしまいます。
乖離率を設定するときは、5分足などの短期足や値動きの穏やかな通貨ペアでは小さな数値を、日足などの長期足や値動きが大きい通貨ペアでは数値を大きくするのが一般的です。
過去のチャートを表示し、直近数日間で価格がより多く反発している箇所に上限・下限ラインが来るように乖離率を調整しましょう。
上位足のトレンド方向を確認する
エンベロープを活用する際は、エントリーを検討している時間足よりも長い期間の上位足を確認するようにしましょう。
複数の時間足で相場分析をする手法をマルチタイムフレーム分析と呼び、安定した利益を狙うために大切な視点です。
5分足でエンベロープの下限ラインでの買いエントリーを検討する場合に、1時間足が強い下落トレンド中であれば、反発せずにそのまま下落し続けるリスクが高まります。
一方、上位足が上昇トレンドであれば、5分足の下限ラインでのタッチは押し目買いのチャンスと判断できます。
上位足の相場と同じ方向にエントリーすることを意識すると、だましに遭う確率を下げられるでしょう。
他のインジケーターを併用する
エンベロープは、他のインジケーターを併用するのがおすすめです。
ここでは、エンベロープと相性の良いRSIとMACDについて詳しく解説します。
RSI
RSI(アールエスアイ Relative Strength Index)とは、一定期間の為替相場の上昇幅と下落幅の累計を計算し、上昇幅の累計が値動き全体の何%を占めるかを指数化したインジケーターです。
下図のように、RSIが70%以上で買われ過ぎを示すときは売り注文、逆に30%以下で売られ過ぎを示すときは買い注文を入れるのが基本です。

価格がエンベロープの上限ラインに到達した際にRSIが70%以上、下限ラインに到達した際にRSIが30%以下であれば、反転の根拠が重なり信頼度が上がります。
MACD
MACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)とは、MACD線とシグナル線の2本を使ってトレンド転換や相場の過熱感を確認できるインジケーターです。
MACDラインがシグナルラインを下から上に抜けるゴールデンクロスが発生したら買い、MACDラインがシグナルラインを上から下に抜けるデッドクロスが発生したら売りを入れるのが効果的です。

価格がエンベロープの上限ラインに到達した際にデッドクロス、下限ラインに到達した際にゴールデンクロスが発生していれば、反転する可能性が高いと予測できます。
まとめ:エンベロープを活用してFXで利益を狙おう
エンベロープは、移動平均線から価格がどれだけ離れたかを視覚化し、逆張りや順張りのタイミングを判断できるインジケーターです。
利益を狙うためには、RSIやMACDなどの他のインジケーターを併用し、上位足のトレンド方向に逆らわないトレードを意識することが大切です。
エンベロープを使ったチャート分析の精度を高めたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
MT4やMT5に対応していて、資金の少ない人でも利用しやすいFX業者を探しているなら、BigBossをおすすめします。
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BigBossコラム編集部