「ボリンジャーバンドって何?」
「FXでボリンジャーバンドってどう使うの?」
といった疑問をもっていませんか?
FXを始めるにあたって「ボリンジャーバンド」という言葉を目にして、気になっている方は多いでしょう。
中には、基本的な使い方を知っていても、トレードでの活用方法に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- ボリンジャーバンドの特徴
- ボリンジャーバンドの見方
- ボリンジャーバンドを使ったトレード手法
ボリンジャーバンドの使い方やトレード手法を身に付けておけば、FXトレードで利益を狙えるようになるでしょう。
これからFX取引を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカル指標で、移動平均線と2本の標準偏差で構成されています。
ボリンジャーバンドは、2本の標準偏差が作り出すバンドの収縮と拡大、ローソク足との位置関係から今後のトレンドの方向性を予想できます。
ボリンジャーバンド単独でトレードをすることもできますが、他のテクニカル分析手法と組み合わせて使うことも可能です。
ボリンジャーバンドを構成する5本の線
基本的にボリンジャーバンドは、以下の5本の線で構成されます。
- 移動平均線
- 標準偏差+1σ
- 標準偏差-1σ
- 標準偏差+2σ
- 標準偏差-2σ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.移動平均線
移動平均線は、一定期間の価格の平均値を折れ線グラフで表示したものです。
移動平均線が上向きのときは上昇トレンド、下向きのときは下降トレンドと判断できます。
また、角度が急になるほど、トレンドが継続する可能性が高いことを示唆します。
2.標準偏差±1σ
標準偏差±σ(プラスマイナスシグマ)は、移動平均線の上下に表示される線です。
標準偏差とは、ある一定期間の価格の平均値から、どのくらいのばらつきがあるのかを表した数値です。
ローソク足がボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率は約68.3%とされています。
3.標準偏差±2σ
標準偏差±2σは、±1σの外側に表示される線です。
ローソク足が±2σの範囲内に収まる確率は約95.4%といわれているため、価格が、±2σに近づくと反転する可能性が高いと予測できます。
ただし、トレンドの勢いが強まったり、急な価格変動が起きたりすることで、価格が±2σの範囲内に収まらないこともあります。
FXのボリンジャーバンドの見方
ボリンジャーバンドは、以下の3つのサインを相場分析に活用するのが一般的です。
- スクイーズ
- エクスパンション
- バンドウォーク
一つずつ詳しく解説します。
1.スクイーズ
スクイーズとは、下図のようにボリンジャーバンドが収縮している状態を指します。
スクイーズが見られたときは、価格のもみ合いを表し、レンジ相場になりやすいとされています。
大きな利益を狙いにくい相場である反面、その後に大きなトレンドが発生する可能性もあります。
2.エクスパンション
下図のようにボリンジャーバンドが拡大している状態をエクスパンションといいます。
エクスパンションは、ボラティリティが高まっていることを示し、トレンドの発生時に確認できます。
また、スクイーズの発生後にエクスパンションが見られることも多くあります。
エクスパンションが発生したときは、トレンドに沿った順張りで利益を狙うのが有効です。
3.バンドウォーク
バンドウォークは、下図のように中央の移動平均線に戻らず、標準偏差±1σや±2σに沿って価格が変動することを指します。
バンドウォークが見られたときは、トレンドの継続が予測できるため、順張りで利益を狙いやすい局面といえます。
ボリンジャーバンドを使ったFXトレードの手法
ここからは、ボリンジャーバンドを使ったFXトレードの手法を紹介します。
順張りで使用する場合と、逆張りで使用する場合の2パターンを見ていきましょう。
順張りで使用する場合
ボリンジャーバンドを順張りで使用する手順は以下の通りです。
- レンジ相場のスクイーズを探す
- 急激に価格が上昇したらエントリー
- ローソク足が移動平均線に到達したら利益確定
それぞれ順番に詳しく解説します。
1.レンジ相場のスクイーズを探す
トレンドの発生前は、下図のように値動きが緩やかになり、バンド幅が収縮する傾向があります。
このようなスクイーズが見られたあとは、エクスパンションが発生し、値動きが大きくなる可能性が高いとされています。
大きな利益幅を狙うには、スクイーズの発生を確認し、トレンドの初動を押さえることが大切です。
2.急激に価格が上昇したらエントリー
下図のようにエクスパンションが発生し、価格が急上昇したら、トレンドが継続する可能性が高いと予測できます。
ボリンジャーバンドの標準偏差±2σの傾きを確認したら、買いエントリーをしましょう。
エントリー後は、移動平均線を割らない限り、ポジションを持ち続けます。
3.ローソク足が移動平均線に到達したら利益確定
下図のように価格が下落して、ローソク足が移動平均線に触れたら利益確定をしましょう。
エクスパンションが発生したあとに価格が急落していく場合は、売りエントリーで利益を狙うのがおすすめです。
逆張りで使用する場合
レンジ相場の場合は、ボリンジャーバンドを構成する標準偏差を抵抗帯として逆張りを狙うのが有効です。
標準偏差に値動きが収まる確率は、±1σが68.3%、±2σは95.4%とされています。
標準偏差のラインに価格が近づくほど、反発や反落する可能性が高いため、ラインに価格が触れたときに逆張りで利益を狙います。
ただし、逆張りは相場の見通しが外れたときに大きな損失を受ける可能性があるため、まずは順張りのトレード手法から挑戦するのがおすすめです。
ボリンジャーバンドを使ったFXトレードをする際のコツ
ボリンジャーバンドをFXトレードで使うときは、以下のコツを押さえることが大切です。
- 売買サインの発生後すぐにエントリーしない
- 損切りラインを設定しておく
- 他のテクニカル指標と組み合わせる
- 経済指標や要人発言を確認する
それぞれ詳しく解説します。
1.売買サインの発生後すぐにエントリーしない
ボリンジャーバンドを使ったFXトレードで利益を狙うには、エクスパンションやバンドウォークといった売買サインが発生しても、すぐにエントリーしないことが大切です。
中には、大きな利益を狙おうと、バンドウォークの発生を見極める前に焦ってエントリーしてしまう人もいるでしょう。
しかし、バンドウォークが発生していない状態で順張りをすると、予想と逆方向に価格が動き、大きな損失を受ける可能性があります。
利益を積み上げていくためにも、焦る気持ちを抑えて売買サインを確認しましょう。
2.損切りラインを設定しておく
ボリンジャーバンドに限らず、テクニカル指標の売買サインは、だましとなることがあります。
だましに遭って、想定外の値動きに巻き込まれると、大きな損失を受ける可能性があります。
損失額を最小限に抑えるためには「〇〇pips逆行したら損切りする」のようにあらかじめ損切りラインを決めておくことが大切です。
感情に左右されて損切りができない可能性があるなら、逆指値注文を活用して、自動的に決済されるように設定しておきましょう。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文を使った損切設定方法はこちらで詳しく解説!
3.他のテクニカル指標と組み合わせる
だましを回避して、大きな損失を受けないためには、他のテクニカル指標と組み合わせて相場分析をするのが効果的です。
例えば、MACDやRSIといった買われ過ぎと売られ過ぎを見極めるオシレーター系テクニカル指標は、ボリンジャーバンドと相性が良いとされています。
複数のテクニカル指標の売買サインが重なったときは、勝率の高いエントリーポイントとして活用できるでしょう。
▶MACDの見方や手法はこちらで詳しく解説!
▶RSIの使い方や手法はこちらで詳しく解説!
4.経済指標や要人発言を確認する
経済指標の発表や要人発言は、相場が大きく動く要因となります。
経済指標は、あらかじめ発表日時が決まっているので、事前に確認しておくことが大切です。
経済指標の発表が控えているときは、発表前にポジションを整理し、値動きが落ち着いてからトレードを再開するのがおすすめです。
▶FXで急激な値動きが発生する仕組みの詳細はこちらで詳しく解説!
▶FXで重要な経済指標はこちらで詳しく解説!
まとめ:ボリンジャーバンドの使い方を押さえてFXで利益を狙おう
ボリンジャーバンドは、順張りと逆張りのどちらにも使える汎用性の高いテクニカル指標です。
ただし、売買サインがだましとなることもあるので、事前に損切りラインを決めたり、他のテクニカル指標を組み合わせたりするのが大切です。
ボリンジャーバンドを活用してFXで利益を狙いたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
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