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RSIのトレード手法4選|逆張りや順張り、他のテクニカル指標を併用する方法を紹介

RSIのトレード手法4選

トレーダー
RSIを使ったトレード手法にはどんなものがあるの?

トレーダー
RSIを取り入れるときのポイントって何?

といった疑問はありませんか?

RSIとは、相場の過熱感を視覚的に判断できるテクニカル指標で、レンジ相場での反転やトレンド転換・継続などの予測に活用できます。

他のテクニカル指標と組み合わせて使うこともできるので、RSIの使い方を押さえておけばトレードの幅が広がるでしょう。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • RSIを使ったFXのトレード手法
  • RSIと併用できるインジケーター
  • RSIをFXトレードに使うときの注意点

RSIのトレード手法を身に付ければ、相場分析の精度が高まってFXで利益を狙いやすくなるでしょう。

RSIを使ってトレードをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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RSIとは

FXのRSIとは

RSIは、日本語で相対力指数と呼ばれるオシレーター系テクニカル指標で「Relative Strength Index」の略称です。

一定期間の為替相場の上昇幅と下落幅の累計を算出し、上昇幅の累計が値動き全体の何%を示しているかを指数化したものです。

RSIのトレード手法4選

RSIのトレード手法4選

RSIの代表的なトレード手法には、以下の4つがあります。

  1. 買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する
  2. ダイバージェンスでトレンド転換を予測する
  3. リバーサルでトレンド継続を予測する
  4. 50%ラインを使って順張りをする

一つずつ詳しく解説します。

1.買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する

RSIは、0%~100%の間で変動し、70%~100%を示すときは買われ過ぎ、0%~30%を示すときは売られ過ぎの相場と判断できます。

下図のように、RSIが70%以上を示すときは、売り注文が増えると予測して売り(ショート)を入れるのが効果的です。

一方、RSIが30%以下で売られ過ぎを示す下図のチャートでは、買い注文が増えると予測した買い(ロング)エントリーがおすすめです。

RSIが買われ過ぎ・売られ過ぎを示すときは、その後チャートが反転すると予測し、逆張りによるトレードを仕掛けると利益を狙えるでしょう。

逆張りの意味や注意点はこちらで詳しく解説!

2.ダイバージェンスでトレンド転換を予測する

ダイバージェンスとは、相場とオシレーター系テクニカル指標の動きが逆行する現象をいいます。

トレンド転換を示唆するサインとして以下のように活用するのが基本です。

現象 相場 RSI 売買方向
強気のダイバージェンス 安値が切り下がっている 安値が切り上がっている 買い
弱気のダイバージェンス 高値が切り上がっている 高値が切り下がっている 売り

下図のように安値を切り下げている相場で、RSIが安値を切り上げているときは、上昇トレンドに転換する可能性があります。

一方、チャートが高値を切り上げている相場で、RSIが高値を切り下げている場合は下降トレンドへの転換が予測できます。

ダイバージェンスの特徴や手法はこちらで詳しく解説!

3.リバーサルでトレンド継続を予測する

リバーサル(ヒドゥン・ダイバージェンス)とは、ダイバージェンスと同様に相場とオシレーター系テクニカル指標の動きが逆行する現象をいいます。

大きな違いは、ダイバージェンスがトレンド転換を示唆するのに対し、リバーサルはトレンドの継続を示す点です。

RSIのリバーサルの売買サインは、以下の通りです。

現象 相場 RSI 売買方向
強気のリバーサル 安値が切り上がっている 安値が切り下がっている 買い
弱気のリバーサル 高値が切り下がっている 高値が切り上がっている 売り

下図のようにチャートは高値を切り下げているのに対し、RSIが高値を切り上げている相場は下降トレンドの継続が予測できます。

一方、チャートは安値を切り上げているのに対し、RSIが安値を切り下げている場合は上昇トレンドの継続が予測できます。

リバーサル(ヒドゥンダイバージェンス)の特徴や見つけ方はこちらで詳しく解説!

4.50%ラインを使って順張りをする

RSIのラインが中心の50%を示している相場は、買いと売りが拮抗している状況といえます。

50%のラインを用いると、トレンド方向に従う順張りトレードで利益を狙えます。

下図のように、RSIが50%ラインを下から上に突き抜けるときは、買いの勢力がやや強まったことを示すため、買い(ロング)によるトレードが有効です。

50%ラインを上から下に突き抜ける下図のチャートでは、売り勢力が強まったと判断できることから、売り(ショート)によるトレードで利益を狙えます。

RSIと併用できるおすすめのインジケーター3選

SRIと併用できるおすすめインジケーター3選

RSIは単体で使う他に、以下のインジケーターと併用するのも有効です。

  1. 移動平均線
  2. MACD
  3. ボリンジャーバンド

それぞれのトレード手法を詳しく紹介します。

1.移動平均線

移動平均線は向きと角度を確認することで、相場の方向性や強さを分析できるトレンド系インジケーターです。

移動平均線の角度が大きいときはトレンドの継続、小さいときはレンジ相場の継続を示唆します。

RSIは、トレンド相場よりレンジ相場の方が利益を狙いやすい傾向があります。

そのため、RSIの売買サインが出たときは、移動平均線の傾きからレンジ相場が継続するかを予測したうえでトレードするのが効果的です。

下図のように移動平均線の傾きが大きいときは、RSIの買われ過ぎのサインが出たあとでも価格は下がりませんでしたが、移動平均線の傾きが小さいときは買われ過ぎのサインが出たあとに下落しました。

移動平均線の傾きが大きいときは強いトレンドが継続することを示唆しているため、RSIの売買サインが出たとしてもエントリーを避けた方が良いでしょう。

2.MACD

MACD(マックディー Moving Average Convergence and Divergence)は移動平均線を応用したもので、トレンドの方向性や転換を予測できるインジケーターです。

RSIで逆張りトレードをするときは、MACDで以下の売買サインが出ているのかを確認するのがおすすめです。

手法 シグナルサイン 売買方向
ゴールデンクロス MACDラインがシグナルラインを下から上に抜ける 買い
デッドクロス MACDラインがシグナルラインを上から下に抜ける 売り

下図のようにRSIで売られ過ぎのサインとMACDのゴールデンクロスが出現していれば、買いエントリーで利益を狙うのが有効です。

一方、RSIで買われ過ぎのサイン、MACDでデッドクロスが出現したときは売りエントリーで利益を狙いましょう。

MACDの使い方はこちらで詳しく解説!

3.ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、移動平均線と標準偏差で構成されたインジケーターです。

標準偏差+2σ(一番高値のライン)と−2σ(一番安値のライン)の間に価格が収まる確率は95.45%といわれています。

下図のようにRSIで買われ過ぎのサインが出ているときに、標準偏差+2σにチャートが近づいていれば、相場が反転する可能性が高いと判断できます。

一方、RSIの売られ過ぎのサインが出ているときに、価格が標準偏差-2σに近づいている場合は反転を予測して買いエントリーするのが効果的です。

ボリンジャーバンドの基本的な見方はこちらで詳しく解説!

RSIをトレードに取り入れるときの注意点

RSIをトレードに取り入れる際は、だましに遭ったり、うまく機能しない相場があったりすることに注意が必要です。

ここでは、RSIをトレードに取り入れるときの注意点を開設します。

RSIのサインがだましとなる場合がある

RSIなどのテクニカル指標を使うときに注意しなければならないのがだましです。

だましとは、テクニカル指標が示す売買方向と反対にチャートが動く現象のことです。

例えば、RSIが70%以上の買われ過ぎを示していても、価格が上昇する場合があります。

RSIに限らず、テクニカル指標が示した売買サインが必ずしも機能するわけではないことを認識しておきましょう。

RSIが機能しない相場がある

RSIは、強いトレンドが発生しているときや、ボラティリティ(価格変動の度合い)の低いレンジ相場が発生したときにうまく機能しないことがあります。

強いトレンドが発生している相場では、RSIの数値が90%まで上昇したり、10%まで下落したりすることがあります。

ボラティリティが低いと、RSIの方でも大きな変化が見られず、エントリーチャンスを見つけられないケースも少なくありません。

安定したトレード成績を出すためにも、MACDやボリンジャーバンドといった他のインジケーターと併用するようにしましょう。

RSIをトレードに取り入れるときのポイント

RSIをトレードに取り入れるときのポイント

RSIをトレードに取り入れるときは、損切りラインを設定したり、複数の時間足で相場分析をしたりすることが大切です。

ここからは、RSIを取り入れるときのポイントを見ていきましょう。

損切りラインを設定しておく

RSIの売買サインがだましとなったときの損失リスクを抑えるには、損切りラインを設定しておくことが大切です。

例えば「〇〇pips逆行したら損切りする」のようにあらかじめ損切りラインを決めておけば、含み損が拡大することを防げます。

損を確定したくない感情から適切な損切りができない可能性がある場合は、逆指値注文を活用して、自動的に決済されるように設定するのがおすすめです。

損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
逆指値注文の設定方法の詳細はこちらで詳しく解説!

複数の時間足で相場分析をする

RSIを使ったトレード手法で利益を狙うには、複数の時間足で相場分析をすることが大切です。

一般的にFX相場は、長い時間足のトレンド方向に従って値動きするといわれています。

例えば、1分足でRSIの売られ過ぎのサインが出ている相場であっても、週足といった上位足で長期的な下降トレンドが続いている場合は、価格の反転が起こらない可能性があります。

だましによって大きな損失を受けないためにも、複数の時間足で相場の方向性やトレンドの強弱を確認しておきましょう。

まとめ:RSIのトレード手法を身に付けてFXで利益を狙おう

RSIは、レンジ相場での価格の反転やトレンド転換、継続を予測できるオシレーター系テクニカル指標です。

RSI単体で相場分析をすると、だましに遭う可能性が高まるので、移動平均線やMACDといったインジケーターと組み合わせるのがおすすめです。

RSIや他のテクニカル指標を併用してトレードをしたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Prime Point LLCが運営・管理するインターネットメディアです。Prime Point LLCは2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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